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老板娘@上海

2009年10月19日 00:04

老板娘@上海

上海生活8年の内、前半4年間は、主に2人のKTV小姐日本人向けカラオケクラブ女性)と過ごしたわけであるが、実はこういったことは、単身赴任日本人駐在員では、ごく普通のことである。
しかしながら、過去のウラログにも書いたように、いろいろとあって、とうとう別れが来た。
・・・となると、男の場合、生理現象をどうするかは、重要なことである!

小姐のあまりの束縛には耐えられなくなったし、いついきなり来るかわからなくて、びくびくして眠りが浅くなるのももうごめんであった。

上海性風俗はいくつもあるが、日本人向けのものはいずれも結構なお金がかかる。
街には「美容院(メイロンユエン)」と呼ばれる地下風俗があり、安そうな気はしたが、そういう店の仕組みもわからないし、どういう女性がいるのかもわからない。
怖いお兄さんがいるかもしれないし、商売女だと、病気も心配である。
もちろん、日本人にとって一番の問題は、そのあたりを理解するための中国語である。

さすがに中国語だけは、4年間のベッド教育で?そこそこしゃべれるようになった鳳陽路は、美容院の解明に乗り出した。

美容院に限らず、店の経営者のことを、口語表現で「老板(ラオバン)」と呼ぶことがあるが、これは社長と言うより、親分といったニュアンスである。
では女経営者は?
それが、「老板娘(ラオバンニァン)」である。

鳳陽路って、実は私が後半4年間住んでいた人民広場近くの道の名前なんだけど、上海駅はタクシーで初乗り料金ぐらいと、意外に近かった。
この上海駅裏にある美容院の老板娘と親しくなった鳳陽路は、いろいろなことを知った。

四川とかのド田舎から数十時間かけて、ようやく上海駅に到着した小姐シャオジエ・若い女の子)は、友達の情報や自分で見つけて、美容院のドアを叩くことが多い。
老板娘は、ホテル代わりに一泊いくらという感じで、小姐を泊めるのだが、店に男が来たら、「お金を稼がないか?」と小姐に持ちかける。
そういった小姐のほとんどは、観光や昼間の仕事を求めて、次の日には美容院を出ていってしまう。

もし男が外国人なら、相場の数倍の値段をふっかけて、自分の取り分を増やす美容院の老板娘であるが、鳳陽路は安くしてもらう代わりに、常連みたいになった。

昼間仕事をしていると、老板娘から、「今日四川から○才の子が来た。色白、巨乳、性格は穏やかそう。来れますか?」といったメールが入ってくる。
「夜10時頃なら行けるけど・・・」、「じゃあ待ってるよ」といった感じである。

実は、こういった美容院違法なので、店の奥の部屋では、公安に踏み込まれる可能性があり、非常に危険である。
ある老板娘は、鳳陽路のために、自分の家の一部屋を提供してくれたため、私は店に行く必要がなかった。

9割ぐらいの子は、翌日にはいなくなってしまうので、どうしても1,2度限りのHになってしまうことが多くなるが、可愛い子で、その後鳳陽路の情人(チンレン・愛人)のようになったこともある。
(もう会えることはないかもしれないが、連絡は続いており、ついさっきもその子とチャットをしたばかりである)

もし2人の小姐が一緒に美容院で寝泊まりしようとしたら、老板娘は2人に言い含め、鳳陽路には、3Pを持ちかけてくる。
「不要(ブゥヤオ・いらない)」と言っても、強引に2人セットで押しつけてくる。
大阪人の鳳陽路は、「両方とやっても、男は一回しかイカないんだから、2倍の金額ではダメ、3割増ならOK」と格安の3Pを楽しんでいた。

まあ、そんなこんなで、知ったことは、上海駅裏の美容院では、「彼氏初体験しただけで、今日で2人目」とか、「夫と離婚してから2人目のH」というケースが多いことだった。
つまり、海千山千女性は極めて少なく、常に新鮮であった。

通常の日本人駐在員は、ほとんど知らない上海ディープな世界である・・・。

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