早朝に

いかがでしたか、前回の話はまったくの創作ですが、今回は実体験でアップします
この話は覚悟してください、少し恐いですよ


もう６～７年前になりますか

俺が警備員をしてる時の話しです。
ビルの管理をしている時でした、会社からの派遣で着いたときに、最初から変な気分でした、皆さんはこんな時って有りませんか
その場所にに行くのが無性にイヤなときって、
俺は最初からソンナ気分でした、

そのビルは３階までが店舗、４階が集会場と広場で５・６階が駐車場です。

７階からは住宅です。

俺が嫌な気分になる場所は４階の１部分だけでしたが最初はそれが何かはわかりませんでした、

ビルの管理って朝早くから真夜中まで複数の人間が交代で防災センターという場所にいてモニターカメラでビル全般を管理するわけですがその中で
巡回業務があリます。

これは階上からやるのですが、もう５階ぐらいから嫌な気分になり、その場所を離れるまで嫌な気分が抜けません、

ある日の事です。
巡回で４階まで来た時
集会場横のトイレから水の流れる音がするのです
夜遅くにと思いトイレの前まで行くと、いきなり音が止まりました
ドアーを開けると真っ暗で誰も居ません
しかも水が少し流れてました、その場所でノックを一応しましたが、当然返事がありません
あけると同時に水音が完全に止まり、その瞬間
背中に悪寒が走りました、
昔から霊を感じたら背中に悪寒がするんです。
その時もきっと無意識に霊を感じたかもしれません、恐いものですから慌てて次の場所に移動しました、
暫くはそのことは誰にも言いませんでしたが、やはりその場所では何時も背中に悪寒が走ります。
ある時そのことを先輩に聞いてみました、するとこんな事を言われました、
「あんたもか」と、その先輩が教えてくれたのです。
何年か前にビルが出来る前、この場所で殺人があったことを、それがまだ若い人できっとここに念が残って時々出てくるかもと、俺はその話を聴いてやはりかと思い、なるべくその場所を早足で離れる事にしました、そうこしてる間に別のビルに移動になってホッとしました
皆さんもこんな経験はありませんか？