- 名前
- ooji1215
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 癒しと包容力、あんまり大きさにこだわりは無いオッパイ星人ですが何か(*^-^*)ち...
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輪廻
2006年04月18日 18:24
「あん~」
「良いか」
「ウグウィww」
ドンドン!!
「そんな叩いたら、壊れる」
「誰やねん」
あけると同時に入ってきた
「おおwwお楽しみの処失礼しますよ」
部屋を無遠慮に見ながら入ってきた
「いまどきの時間に」と言うとむっとした顔で
「何時来ても留守や無いですか」
「支払いはもう少し待ってくれ」
「とおに期限来てますがな」
嫌な奴が来た、街金をしてる小金持ちだが所詮は素人だ、
確かに返済期限は過ぎてる、払えるあては無いが
「夜が空けるまで待てんのか」
「夜逃げされたら目も当てられんので」
こんな時間に来ても金はあるわけが無い、
「判った、兎に角銀行が開く時間まで待ってくれるか、何とかするから頼む」
「ではきっとですよ、また夕方に来ますからね」
言いつつ帰ったが何とかできるわけが無い、もう借りれるところは全て行った、奴の事や破産しても取り立てに来よる、いっそ払わないで済む方法は無いやろか?
この事務所を開く時色々世話になったけどもうにっちもさっちも行かんようになった、
奴さえ居なければいいのになww
こうなれば最後の手か、俺が死んでも金にならん
奴をどうにかしよう、ではどうするかもう死んで貰う、でも死体が邪魔、そうだいま建設中のビルの基礎に投げ込もう、
夜が明けたどうにか言い訳をして夜に来て貰える事にした、
「こんばんは」と相変わらず無遠慮にきた
「悪いなこんな時間に、ようやく利子だけでもと思ってな」
「いやいや家も商売ですので構いません」
まあお茶でもと言いながら奴の隙を狙ってると
何処かでタダ酒でも飲んだのかチョット眠そうにしてた、ならいっそ酒を飲ますか、冷蔵庫には最後のビールが何本かある、
「お茶よりこっちか?」
「ああすまんな」
と嬉しそうに飲んでると俺は奴の後ろから首をロープで思い切り締め上げた、
ようやく息が止まるのを確認すると俺は用意したビニールシートで奴を包んで車のトランクに積み込んで事務所を後にした、
とある建設現場に着いた、後は夢中で奴をばらばらにして今度コンクリートが入る気に部分に奴の体を投げ込んで土砂を追加して帰った、
それから何故かお金が回りだして俺の事務所は持ち直した、でもあの事は新聞やワイドショーで取り上げられた、無論警察も俺は蚊帳の外に居た、
「今度、新しい事務所に引越ししようと思うねん」
「どこに?」
まだ決めたわけでは無いけど、今の事務所が古くなって建て直しで立ち退きを迫られた、大家が事務所を探してくれるので費用はかからない、
「ここです、ここです」
俺は大家が見つけた事務所に行って顔色を失くした、このビルは確かあいつを投げ込んだビル・・
でも関係ない顔をしないとばれてしまう、奴を殺した事が、
「いいとこですね、でも家賃高くないですか、なんせ貧乏事務所ですのでそこが気に掛かりますが」と言うと
「いや、ここの大家が友達で今までの家賃で良いと言うてくれました」
俺はそうですかと言うしかなかった、そして新しい事務所での仕事が始まった
毎日が充実しながら何年か過ぎていった
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