- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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淫虫
2009年01月26日 12:38
東京でミーティングがあり、その後にいつも行く讃岐うどんの店で一人で昼食。お手ごろ値段で美味しいうどんとあり、ランチタイムには長蛇の行列が出来る人気店。幸いお昼の少し前に入店できたので、それほど並ばずに美味しいうどんを食した。
大テーブルに相席したが、隣に座った二人組みビジネスマンの会話が耳に入る。
「この前の中国、どうだったの?」
「いや、どうも何も、あそこのナイトライフを経験したら日本のキャバクラなんて馬鹿馬鹿しくって行く気にならないっすよ」
自然とそば立つ私の耳。味覚はうどんを味わいつつ、聴覚は隣の会話に集中。
「あそこは女の子を見て選べるシステムで、大都市にはかなり可愛い子がいますよ。込み込みで2万5千円くらいで遊べます。でも、最初から最後まで1時間で終わるシステムなんでゆっくり味わう時間はありませんけどね」
風俗に興味がない私でもふーん、と思う。
「でも、警察の取締りとかが厳しいんじゃないの?」
「いや、マカオは大丈夫です。あそこは売春しか売るものがありませんから。博打もありますが売春が最大の産業みたいですよ。そうした業者は地元の警察ともばっちり癒着していて、手入れの情報は事前に入手しているから万全です」
「でも深センとかそういったところでは色々話も聞くけど」
「そうそう、大陸の方に行くと危ないっすよ。何とか節の前には必ず摘発がある。つかまると大変みたいっすね。この前も某大手商社の人がつかまって強制出国になったみたいっすよ」
「そういえばそんな話を聞いたねえ」
中国担当商社マンが中国に出入りできなくなると仕事にならない。その人の昇進の道は絶たれたことになる。身から出た錆やね~。
その次の情報。
「その人ね、パスポートにバーンとスタンプ押されたらしいっすよ」
「スタンプ?」
「そう。『いんちゅう』って」
「いんちゅう?」
「そう。淫乱の虫、と書いていんちゅう」
淫虫、という字面が浮かんで私はうどんを噴出しそうになった。鼻で汁を味わいながら、私は平静な表情を維持するように努めた。
パスポートに『淫虫』と大スタンプを押された商社マンかぁ・・・
他人事ながら、哀れを覚えずにいられない。
男ってやはり、悲しい動物。
このウラログへのコメント
小耳にははさんでましたが・・
そんな話聞いたら、慎重にならざるを得ないですね。
あはは、「淫虫」ですか。最高!!!
初コメが大爆笑で失礼しました(^^;
うん、悲しい…(^^;;
羽目を外したいのも分かりますけどね…
病気も怖い…
ずらりと並んだ女性を選ぶって聞いたことありますよ
日本男児は彼女や嫁がいても行くのが普通だそうです
その時ベソさんが吹き出したら…って想像したらおかしくなりました☆
ところで、うどんは美味しかったの?
Σ(゚∀゚;)エッ!パスポートに大スタンプ 始めて知りました。
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