最初のＳＭ体験（つづきの１）

さて。
腹をくくったはよいが。
若きくまごろう、さすがに悩んだですよ。
めんどくさいことにならなきゃいいが・・・。

などと悩みながらも電車は走る。
そして赤羽に到着。
「くまごろうさんですか？」
中年の紳士が声をかけてきた。

見た感じ、モテそうなナイスミドル。
面構えもなかなか。ちょっと安心。
「車に乗ってください。」
と、案内されたのは・・・。
メルセデス６００シリーズ！
Σ(- -ノ)ノ エェ!?
とても高級なお車。
いやまじで初めて乗るわ。というか間近で見ることさえ初めて。

お話を聞けば、歯医者さん。都内で開業してらっしゃるそうで。
というか、奥さんは？(´・ω・`)
「妻はホテルで待たせてあります。」

ほどなく、某高級ホテルに車は停車。

んーと・・・。
ホテルってここぉ！;￣ロ￣)!!
どんだけリッチなんだよ。
などと、小さいところで驚いていると、
「ちょっとお話しましょう。」
ロビーでお茶する。

で、今回のいきさつを聞く。

おおまかな話は
奥さんがとても性欲旺盛なのだとか。
で、この旦那さん、奥さんに内緒で愛人がいる。
だから家では半勃ちで、とても満足させてやれない。
でも、浮気されるのはいやなのでテレクラで相手を見つけさせ、ついでに自分のプレイにもフィードバックさせよう。

そう目論んでの今回の流れだそうだ。

なるほど。しかしなんちゅー自己中なオッサンなんだ。
それを聞いたくまごろう、ちょっと悪いこと考えた。
奥さんをメロメロにさせてやりましょう！旦那が悔しがるくらい。

めっちゃ火がつきましたよ。ぜったい奥さんとろけさせちゃる！

そしてメラメラと燃えるものを股間と心にみなぎらせ、エレベータに・・・

Σ(- -ノ)ノ エェ!?
最上階って・・・。
スイートじゃないか！！

つづく