- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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夏の日・千恵子編(後)
2008年07月11日 23:12
数十分が経った
千恵子の体はようやく温もりを取り戻しつつある
それにしても ここまで体が冷えるまで
冗談抜きで体を壊しかねない
ある意味 千恵子は情熱家なのかもしれない
信じられないことを思いつきでする
全ては わたしのために
考えたらけいこさんと千恵子
ふたつの人生がわたしの中で共生している
いや みっつか
まあ 他にとっかえひっかえしてるのだから
正確にいえば 三つどころではないが
メインとしてこの二つが共生している
千恵子はそれを知らない
いずれ知ることになる?
いや それはない
卑怯なことだが それは隠し通してみせる
勝手な話だが 少なくとも彼女の関しては
それが 最良の方法と思う
そろそろ汗ばんでくる
わたしは千恵子を抱き上げ バスルームへ向かう
普通は暑いはずのバスルームが冷気を帯びてる
湯船に足の先を入れてみる
「..............」
とても冷たい よくもこんなところに
「やっぱ 君は馬鹿だ」
「うん...」
「どうしようもなく馬鹿だ」
「そうかも....」
千恵子を抱えたまま 湯船に入る
かなり冷たいのだが ここは我慢する
千恵子はここに何十分も入っていた
こんな ひどい男のために
ゆっくりと湯船に体を沈めていく
そして千恵子にキスをする
「やがみくん」
そして 後ろから抱えるようにして抱きしめる
耳たぶを噛む
「あっ」
そして首筋に歯をたてる
胸を右手で包むようにして撫で上げる
「や、やが...みく....」
なんかの本で読んだ気がする
女の体は冷やせとか ほんとかどうかは知らない
ただ もし それが嘘だったとしても
千恵子の反応を見ると本当にも思えてしまう
指が千恵子の一番敏感な部分を捉える
冷たい水の中にそこだけは熱を感じさせる
ヌルヌルとしたものが流れでている
ゆっくりと指を割れ目に沿って動かす
「あ、あん」
冷え切った体 ただ千恵子の吐く息は暖かい
そして 指が千恵子の中にゆっくりと沈み込んでいく
力は入れない ゆっくりと押し付ける
それで十分だった そういう体だ
いや そういう体にされてしまった それが正しい
もしかしたら 千恵子の体とわたしの相性は
けいこさん以上かもしれない
けいこさんに仕込まれ作られたやがみという性人形
その男が一から 正確には一からではないが
限りなく一から 育て作り上げた千恵子という名の性人形
もし わたしがけいこさんの最高傑作というのなら
千恵子はわたしの最高作となるのだろうか
指が千恵子の中に入る
この冷たい中 そこだけは熱い
「だ..め やが、、み、、、い...ちゃ」
千恵子が顔をおさえている もう少しか
添えた指がするりともう一本入る
「......い....」
一瞬 千恵子の体に力が入り
そして ゆっくりと力が抜けていく
「本当に馬鹿で」
「う、うん」
「いやらしい体になっちゃって」
「ご、ごめんなさい....」
「そこ謝るとこじゃないよ」
「ごめんなさい」
「まったく ほんとに馬鹿だ」
「ごめ......」
キスをする 千恵子の体に力はない
もう なされるがままの状態になっていた
「やがみくん」
「ん?」
「あの...今度は そのわたしに....」
何が言いたいのかわかった
千恵子の言われるがままに 浴槽の横に座る
背を向けわたしにまたがりお尻を突き出す
そして わたしのものを口に含む
かなり大胆な格好だ
「どこでこんな事 覚えた?」
千恵子は咥えながら話す
「かあがれ みへてふれらろ」
「あのさ 無理しなくていいから普通にしゃべったら」
「うん あのね 加奈が写真見せてくれたの」
「は?」
「やがみくんが喜ぶから覚えなって」
「あの子は何を考えてる」
確かにこれは絶景といえる
かなり見慣れた千恵子のであるが
とても新鮮にも感じる
だが あまり好きになれない
この格好は 千恵子に負担がかかる
ついでにいえば 長くは楽しめない
軽く千恵子に舌を這わせる
「あ、あん、だ、だめっ」
腰が砕けてその姿勢は崩れる
抱き起こし耳元で囁く
「あのさ」
「うん」
「加奈が何言ったかわからんが無理せんでいいよ」
「やがみくん」
「それにしたいことあったらさ」
「うん」
「うちが手取り腰取り教えるから 徹底的に」
「えっ」
「だから 無理せず 千恵子は千恵子のままで」
「うん...やが...ひゃぁっ」
「とことん感じろ」
我ながら話を逸らしての準備 そして一気攻勢は
見事だななどと思いながら 後ろから突く
かけてあったタオルを取り 千恵子に渡す
「それ 口につめて 声 押し殺さなくいいから」
小さくうなづき 口に咥える
解き放たれたように反応が変わる
そして二人とも 一気に頂点に向かう
何度か千恵子は達しながら わたしがイクのを待つ
そして 千恵子の中でいく
体を丸めるようにして息を荒げている千恵子を起こし
後ろから抱きかかえる
髪を撫でながら 千恵子の息が落ち着くのを待つ
落ち着いたところで シャワーの湯加減をぬるめにし
千恵子にかける
千恵子が何か言いたげにわたしを見る
女の顔になってる 去年まではなかった顔だ
「しないよ」
「えっ」
泣きそうな顔になる
「とりあえずシャワー浴びて 部屋に戻ろる」
「じゃ 部屋で?」
「しないよ」
「えっ」
更に泣きそうな顔になる
「とりあえず服着てつけ麺でも食べにいこう」
「あ、うん」
千恵子の体の水滴ををふき取りながら
「ついでに 冷たいビールとつまみ買ってきて」
「うん」
「乾杯して それから お待たせの時間だ」
「うんっ」
なんか最後のうんが すごい嬉しそうだ
嫌な気分じゃない この子といるのも悪くない
ただ けいこさんといるのも悪くない
美沙といるのもわるくない
その時 わたしは 半年以上会ってない美沙を思い出した
高校1年からの付き合い
恋人役を互いに演じていた女
卒業後も 恋人の芝居は続いていた
あくまで芝居 もし けいこさん、千恵子がいなかったら
芝居じゃなくなっていただろう
二人とも演技なのか本気なのかわからなくなっていた
3つの物語が同時に進んでいた
そして 数ヵ月後 ひとつの物語が終わり
翌年 またひとつ終わり
数年後 3つめの物語も終る
この時のわたしには そんなことは知るよしもなかった
この今ある日々が続くこと この時は 本当に願っていた
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