家の夫が

浮気をしてるんじゃないかしら？どうも独身のzzです。
ウラログで、よくみかけるネタが、夫の浮気疑惑を問題にした話。
今回は、昨日が横溝を紹介したので、そのままの流れで江戸川乱歩の短編『人でなしの恋』を紹介。

門野家に嫁入りした主人公。男をしらなかった彼女は、嫁入りしたばかりの頃は、新しい生活に戸惑つつも、女の幸せを感じるようになっていた。が、その幸福感は長く続かなかった。
夫の異変に気がついたのは半年後。ある日、灯った小さい疑念が彼女の心に、一瞬の内に燃え広がる。
そして、彼女は夫の、ある行動に気がついた。婚姻前に古書を読むために足繁く通っていた土蔵に、また、向かうようになったこと。
意を決して、後をおって土蔵にいき、聞き耳をたてると、夫と女性の声が！しかし、相手の顔を見るために待っていても出てくるのは夫だけ・・・さては土蔵で囲ってるのかと、日中、土蔵に入ったが、女の姿もなければ他に出入り口はない。
はてさて土蔵で夫が逢瀬をしているのは、人か、魔物か、夫の妄想か？それとも人以外の何かか？そして、その愛の結末は？

最近も、天袋にみしらぬ女性が、いつのまにか住んでいたという事件がありましたが。そういうのは、ゴメンだけど。
岩手の君だったら、嫌だな・・・君を、そんなところに閉じ込めたくないもの。俺が変わりにはいるよ。家には天袋がないけどね。
だって、俺の君への愛は天井しらずだからね。