- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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8th Tomisato Part 3
2005年05月10日 00:29
「縛ってください、縛ってお仕置きしてください。」
じっとこちらを見つめながら、すがるように言いつのる。
どこに忍ばせていたのか、手には確かに縄を持っている。
これには驚いた。
確かに、狂おしいセックスは決して嫌いではない。
いま、身体を交わしている離婚した女性とは
時に狂気の世界に突進し、露出性交に走ったりしているし
行きずりの美女の「たちまんこしてください。」の言葉と
とてつもない放尿シーンに興奮して、何度も放ったりもしている。
イく時の女性の顔を見るのがなによりも好きなのだから
色狂いの変態と言われても返す言葉はない。
だが、SMだけはどうしてもいただけない。
女性はいじめる存在ではなくて、あくまでかばう存在だと
強く思い込んでいるせいかも知れない。
「どうして?」という興味がわいて、
思わず、いろいろと聞いてみた。
案の定初めのころの男が、そんな性癖を持っていたという。
年上の風采のあがらないオジサンに飲まされた挙句が
なかば騙されるようにして、連れ込まれたのがそのてのホテルだったとか。
X字型の組木に手足を縛られて、目隠しをされ
筆で全身をなでまわされた。
どこかに隠し持っていた、鞭で尻をさんざんたたかれた。
深紅の皮の下着をつけさせられ、片足だけを紐で高くつるされて
放尿を強いられた。
最初は恐怖だけだったのが、なまあたたかい小水が
下着をぐしょぐしょにし、腰にねっとりとまつわりだしたころから
急速に快感がわきあがってきた、という。
それから結婚。 普通の家庭生活に入るが、
亭主とのセックスではアクメに達しない。
どうしても鋭い快感が得られない。
結婚後もほぼ一年間の間に何度か望んで、この中年男に陵辱された。
確かに快感は亭主のそれとは異なり段違いなのだが
どうも、最後の高まりが得られないのだそうだ。
「いまはどうなの?」と聞いてみると、
かつてないほど感じている、とささやくように答える。
だから、ほんとにイけるんじゃないか?
と思って、お仕置きを頼んでみたのだそうだ。
何度か、いろんな男と絡んだが、どの男も
自分ばかりが先にイってしまっていつも取り残されていたと言う。
これは、真性のM女とはちょっと違う。
単にオルガスムスを与えてくれる男に出会っていないだけのようだ。
調教した中年男も変態ではあってもセックスには強くなかったのだろう。
「縛る必要なんて全然ないよ。」
「あなたにはSMなんて似合わない。」
「思いっきり気持ちよくしてあげるから、大丈夫。」
「ここまでで、もうずいぶん達してるじゃないの?」
そんな言葉を催眠術の暗示を与えるようなトーンでささやく。
「口紅持ってる?」
「うん。」
「ちょっと貸してごらん。」
女の口紅を手に取ると、ぱっくりと口を開けて
じくじくと湿ったおまんこのすぐ近くにぽつんと赤い点をつける。
「何、これ?」
「もっと感じるように。おまじない。」
「これからいつもこのしるしをつけるんだよ。すごくスケベになれるぜ。」
「うそ。」
「ほんとだよ。このしるしがついたとこじっと見ててごらん。熱くなってくるから。」
うそではない。
この小さな点に意識が集中するだけで興奮してくるはずだ。
事実、三分間ぐらいすると、目がとろんとして
身体が微妙にうねりだす。愛液の量が増えてたれ流れだす。
「ほんとだ。どうしてかしら?」
「ね、そうでしょ。これからは、いつもつけるんだよ。」
こっくりとうなずく姿がかわいらしい。
「電気はつけっぱなしで。暗くしちゃだめ。」
「せっかく、いい気持ちになるんだ。目をしっかり開けて、鏡を見ること。」
「自分の一番きれいなところをじっと見るんだよ。」
「それから、声をかみころしちゃだめ。」
「ちょっと気持ちよくなったら思いっきりわめくんだよ。」
これだけの約束事を決めてから、行為にふけりだす。
絶対にオルガスムスを与えてやろうと妙な決意があった。
女も期待をこめた目で見返してくる。
すでに鏡と回転ベッドを使っての交わりで、充分に下地はできていた。
小さな赤いしるしがついたおまんこが
別の生き物のように、ひくひくと蠕動している。
シーツのシミがさらにひろがったようだ。
腰の下に手をさしいれて持ち上げ、鏡にさらけ出す。
「映ってるよ。赤いしるしのおまんこ。すけべなおまんこ。」
「だめ、見て。目つぶっちゃ。」
「ああ、見てる。見てる。私のおまんこ。すけべええ。」
約束どおり目を開けてみている。
約束どおり大声でわめいている。
自分の局部を見ただけで、この乱れようだ。
一時間後にもなれば、おそらくシーツをびしょぬれにして
失神しているかも知れない。
鏡の中では、にやりと笑って、
ざくろのように口をあけたおまんこに
むしゃぶりついてゆく自分の姿が映っている。
眉毛をしかめ快感に耐えながら
しなやかに身体をそらし、美しいアーチ状の曲線をみせる雌の身体と異なり、
それはやはり醜い以外のなにものでもなかった。
(続く)
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