- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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7th Fukuoka Part 15
2005年05月02日 01:01
離婚を決意し、実行し、その反動からか
性の悦楽へとのめりこんでいった。
まるで急角度の放物線を描くように、変態じみたセックスへと傾斜した。
挙句が、より深い快楽を求めての白昼全裸での露出性交だった。
だが、嵐のようなクライマックスが過ぎると
「普通の」、静かなセックスがひどく新鮮に思えるようになった。
格別、過激なことをしなくても静かに身体をつなぐだけで
深い快感が漣のようにひろがってくるのがわかるのだ。
これから先の逢瀬は、時に狂ったように激しく、時にあくまで静かに、
の、組み合わせになってゆくのだろう。
まるで、それは快楽の変奏曲。
ペニスとおまんこが呼応し、
アレグロとアンダンテが交錯する卑猥な組曲だ。
そして、福岡での演奏は松林を通り抜け
クレッシェンドで非常階段に駆け上がり
一転して、静かな、だがエロチックな楽章へと進んだ。
そして、いよいよフィナーレ、終曲を迎える。
二人で泊まるときはツインベッドに別れて寝るのが常だったが
最後の夜は行為が終わったあともそのままの形をとった。
若い時の体力はもはや無いから、
挿入したままで再度、というのはとても無理だ。
それでも小さくなったペニスを、
女のおまんこは、まだ奥に引きずり込もうとくわえてくる。
その蠕動運動を感じながら、眠りに落ちてゆく。
ときどき、眼を覚ましてはキスを交わしあい、また眠ることを繰り返す。
2時間おきぐらいにこれを繰り返しているうちに空が白みだす。
そして、ようやくペニスに硬度が戻ってくる。
荒々しさを増したくちづけからそれと察したのか、女も眼を覚ましてしまう。
娼婦のようににたりと卑猥に微笑むと
べろりと舌なめずりして、フェラチオを開始しだした。
静かな中にもわずかに高まるフィナーレの主旋律。
たちまち、いきり立つペニスを温かい口に強く押しつけながら
さっきこちらの白濁をたっぷり呑み込んだおまんこにむしゃぶりつく。
「もっと、なめて。」
そうささやきながら、両方の足を極限にまで広げてしまう。
ワギナの周りに唾液で濡れた舌を這わせる。吸う。舐めあげる。
決して大きくないのだが、ひどく敏感なピンクのクリトリスを甘くかむ。
たちまち、噴出してくるかすかにメスのにおいを湛えた愛液を
「じゅるじゅる。」とわざと大きな音をたててすする。
体が硬直し、痙攣しかかり、登りつめかかるが必死にこらえて
ペニスをしゃぶる速度と力を増加させる。
「ああ。」
「ふう。」
互いに深いため息をつきながら、このねっとりとした舐めあいをやめようとしない。
福岡での一連の狂気の性交が、もう終わるということがわかっているからだ。
イく寸前で動きを止めてこらえることを繰り返しながら
執拗に舐めあいを続け、強烈なカタルシスへと登ろうとする。
ドレッサーに映る痴態を見つめあいながら、
わざと舐めあう部分を見て取れるように体を変えながら
ベッドボードでライトを操作して照明を明るくしながら
それでもねちっこい口腔性交をやめようとしない。
身体のうねりが、のたくりが
より大きく、
より速く、
よりいやらしく
なってくる。
愛液が糸を引いて、シーツを濡らしだす。
「いい。いい。おまんこがいい。」
「おいしい。おいしい。おちんちんがおいしい。」
「吸って。吸って。おまんこを。」
これまでのように叫ばない。
むしろかすれた声でささやく。
これもまた、卑猥だった。
およそ30分。
さすがにお互い、口が疲れる。
口腔性交を中断する。
「ねえ、オナニーするから見て。」
「こっちもするぞ。」
そういうとお互いにベッドの上で、
足をM字型に広げて性器を見せ合う形をとる。
愛液でぐっしょりと濡れたピンクの狭間。
クリトリスが少し尖り、
腰を突き出すと、すぼまりと拡がりをくりかえすアヌスがのぞく。
アヌスの周りまでが愛液でぬらぬらと濡れているのがひどくいやらしい。
ワギナはめくりあがり、おまんこの奥までがすべてさらけ出されている。
左手で乳房を揉みだすと、右手の中指を濡れた狭間に当てた。
深紅のマニュキアとスターリングシルバーのリングがはめられた指が
クネクネと蠢きだす。
こちらの視線を意識してか、
指のこねくり方も、腰のくねらし方も大きい。
「いつも、一人でこんなことするんだ。」
「そう。そう。あなたのおちんちんが入ってくるの。
こうして、こうして、私のおまんこの中に。」
そういいながら、中指をぶすりと刺し、さらに薬指を添える。
二本の指がくねくねと激しい動きをみせるのだ。
たまらず佇立するこちらのぺニスをじーっと見つめながら激しくかき回す。
イってもやめない。
またイく。
またイく。
愛液を撒き散らしながら、それでもやめない
やがて、意味ありげにペニスに貼り付けていた視線をはずしたかと思うと
おまんこをかき回していた中指と薬指を抜き去り
その指についたぬるぬるをじーっと見つめ、それを乳首に塗りたくりだした。
ナメクジが這ったように乳房に卑猥な文様がつく。
「いいよお。」とため息をつきながら
再び、指を突っ込み、愛液をすくうと
今度は、そのぬるぬるをアヌスにすり込む。
そして、中指をアヌスに差し込むと親指をおまんこに入れる。
どうやら二本の指で輪を作るようにしているらしい。
その輪が狭まれば狭まるほど、快感が高まるようで
眉をしかめ、唇がまくれ、「うっ」とうめく。
愛液の量が増え、身体が反り返る。
また、イったようだった。
なのにくねくねと動く指は止まらない。ばかりか加速する。
すでに先走りで濡れだしたこちらのペニスを凝視しながら
「指が、指が、止まらない。」と言い、いっそう激しくかき回す。
何度めかのアクメのあと、急にすばやく動いたかと思うと
旅行かばんから、今度はポラロイドを掴み出してきた。
おそらく離婚の記念のつもりで持ってきていたのだろう。
男との恥態を写すことで、変化を確たるものにしたかったのだろうか。
いきなり構えると、こちらの股間にレンズの狙いをつける。
小さいなりに極限にまでふくれあがったペニスはそれなりにグロテスクだ。
それを可能な限りのクローズアップで映しこんだ。
そして、こちらにカメラを渡す。
当然、自分のオナニーシーンを撮ってもらいたいのだ。
だから、ファインダーをのぞいただけで、興奮が駆け上がるらしく
激しく身体をくねらしだす。
何回か光るフラッシュ。そのたびに高まる興奮。
身体をつなぐことなく、オナニーするところを見せ合うだけで
快感がすさまじい勢いでおしよせてくる。
もう、我慢がつらい。
女にメス犬の姿勢を取らせて後ろから貫く。
「犯して。犯して。」
「かけて。かけて。」
うわごとのように繰り返しながら、顔をこちらに向ける。
白目がちになり、口からはよだれをたらしている。
その口を吸いながら、思いっきり抽送した。
「ふ、太い。大きいのが入ってるう。」
キスでふさがれて不自由な口だがようやくそこまで言うと
肛門を中心に円を描くようにして腰をくねらしだした。
負けじとこちらは、深い浅いを繰り返す。
だが、叫ばない。
白昼全裸性交という狂気とは対極の、静かな深いセックスの味を知ったせいか
ささやくように、うめくように卑猥な言葉をなげかけあう。
ドレッサーの中でのたうちまわる二つのからだが
さらに卑猥な動きを見せだす頃、大きな波が二人をおそう。
手元に転がったポラロイドを取り上げて背中越しに女を撮るのがやっとだった。
「いい。」
「こっちもだ。」
「うわ、おまんこ。おまんこ。」
そうささやきあいながら、目の前に星が飛び、
頭が真っ白になって、すさまじい快感が二つの性器を襲う。
どくどくと吐き
だらだらと垂らす。
唾液と精液と愛液が混ざりあい
それに汗とアルマーニの芳香が絡んで
あくまで静かな、だが激しいフィナーレ。
もはや行為の後始末もすることなく
べとべとの性器を重ね合わせたまま、じっくりと余韻を楽しむ。
「ねえ。これからも、こうしてくれる。」
「もちろん。そっちがイヤにならない限りはね。」
「いまのままでいいの。あなたの女でいたい。」
これ以降、この女性とのセックスは
時に激しく、時に静かに、長期間にわたって続いてゆくことになる。
オナニーのポラロイドはしっかりと写っていたが
果てる直前に撮ったポラロイドは写真になっていなかった…
(この章おわり)
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