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「墓泥棒と失われた女神」レビュー☆

2025年05月05日 01:14

「墓泥棒と失われた女神」レビュー☆

ジョシュオコナー主演他。誰もが幻想を探してる。80年代イタリアトスカーナ地方田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー(ジョシュオコナー)。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋蔵品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、希少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく・・・。ギリシャ神話の悲劇のラブストーリーモチーフにした<幻想キメラ)>を追い求める墓泥棒たちの数奇な物語。スコセッシ、ポン・ジュノ、グレタ・カーウィグら世界中の映画人がほれ込んだ才能リーチェ・ロルヴァケル監督最新作。

5/10点!!すべては夢か幻想か・・・ギリシャ神話の「オルフェウスとエウリュディケ」の悲恋がモチーフとなっていて、主人公アーサーは終始、死に引き寄せられるように地上の死者状態でフワフワしています。一見、陽気なイタリア人の盗掘仲間たちもイギリス人のアーサーを利用しているだけだったりして・・・孤独。でもベニアミーナを忘れられないなら、なんでイタリア(カロル・ドゥアルテ)に手出したのさ?アーサーを手放さないベニアミーナとはどのような女性だったのだろう?と気になってしまいました。でも、複合的な話の割には起承転結が緩くダラダラと進むし130分と長いので、途中何度も落ちそうに(>_<) 本当に神話舞台を現代に移し、さらに国同士の関係性とか織り交ぜながら小難しくした感じで、ベースを知らないと楽しめないんじゃないかな。「幸福なラザロ」の方が分かりやすいと聞くけどどうなんだろう?印象としては得意でない監督さんっぽいけど、観てみようかな。2024年公開。

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