- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:いい人(よくいわれる、ダメですね。) 恋愛に大切な事:思い 出会う前に...
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多くのカップルが溢れる休日の街
2025年01月22日 00:05
彼から離れない様に付いていく私は背が低い方では無いが 彼が高すぎる だから歩幅も大きく
小走りじゃないと追いつけない
「ねぇ!待って!♡」「あ?」
「歩くの早いよ♡」「お前が遅せぇんだろ」
「・・・ごめん♡」「チッ・・・ほら」
そう言って手を差し出してくる彼 私はその手を取り また歩き出す 彼の大きな掌は
私の手をすっぽりと覆ってしまう その大きな手に 少しドキッとした でもきっと彼は
そういうつもりで手を繋いだ訳では無いと思う・・・多分
「今日何食べたい?♡」「和食」
「ん~・・・あ!じゃあ私が作ってあげよっか!♡」
「・・・は?お前が?」「うんっ!あなたの家近くだし 私料理得意だよっ!♡」
「なんで知ってんだよ」
「だって引っ越してきた時挨拶したもん!でも覚えてないでしょ♡」
「知らね」
そんな会話をしながら歩いていると もう彼の家は近い 私はもう少し手を繋いで歩きたい
「家に食材あるの?♡」「あるよ自炊するから」「へ~凄いね スーパー寄っていい?♡」
「しょうがねえな~」・・・スーパーで食材を見ながら「こうして二人で見てると新婚みたいだね♡」
「ばか 何言ってんの」「あ 顔赤くなった 可愛い♡」「先帰る」「だめよ♡」「・・・・・・離せ」
「だめ ほらカート持って」「・・・・・・」「ね?一緒に押して帰ろ♡」
「・・・はぁ・・・早くしろよ」
彼はカートを押しながら 私と一緒に食材をカゴに入れていく そしてレジで会計を済ませて外に出ると もう日が沈みかけていた「お買い物デート楽しかったねっ♡」「・・・お前さ」「ん?♡」
「なんで今日来たの」「え?だからお買い物にだよ?♡」「いやそうじゃなくて」「胃袋掴むため♡」「・・・は?」「だって あなたを振り向かせるのに胃袋を掴めばイチコロでしょ?♡」
「・・・おちょくってんのか?」「ん~?♡」「いやもういい」「残念っ!♡」
私は笑いながらカートを押す彼の横に立つ・・・
あなたに 素敵な 時間が 訪れます様にsayamanotakuya








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