昨日の君が出遅れていても

ひと足早く、投票に行ってきました。
より良い日本のために微々たる貢献ができることを祈っております。

期日前投票は、昔に比べると、ずいぶん簡単になりました。
昔は、当日投票できない細かい理由や、当日の居場所まで記入しなければならず、日曜日に仕事をしている身分としては面倒くさかったものでした。
多くの国民が休日にしている日に働くなんて非常識野郎だ、と言わんばかりのお役所の圧力がすごくイヤでした。
そういうのがややこしいから投票に行かない、そんな理由の人も多かったと思います。
一時期は私もそうで、政治に興味ないわけじゃないのに、投票に行かなかったというか行けませんでした。

それで、とあるの選挙の日。
いつもの日曜出勤で疲れて帰宅して家で休んでいると、来客がやってきました。
見知らぬ男女ふたりでした。

そして、こんな会話がありました。

「あの、今日は投票に行かれましたか？」
「いや、まだ行っていません。」

「まだ、ということは、この後行かれるんですか？」
「わかりません」

「私達は〇〇党の者ですが、もし投票に行かないのなら、秘密は守りますので、投票のはがきを5千円で売っていただけないでしょうか？」

さて、私はどうしたでしょう。
もう時効ですね…わはは。

今はすっかり私も真面目になり、期日前投票も簡単になり、このようなやりとりとはご無沙汰です。
あとは開票速報を楽しみに待ちましょう。