寄り合わせて紡ぐ未来

伯父が亡くなったので、通夜と葬儀のため2日間、実家に行っていました。

ゴルフが好きだったおじちゃんは、棺の中でも写真と同じゴルフウエアを着ていました。
棺には、ゴルフでホールインワンを達成した時の記念タオルが入っていました。
タオルの日付を見ると、2020年と刺繍してあります。
わずか4年前とは…おじちゃんは享年93なので、80代もほぼ終わりの時期にホールインワン達成したことになりますね。
さすが柑橘農業で体を鍛えていただけのことはあります。

おじちゃんは50歳くらいの時、心臓を患って、余命半年と言われました。
私は幼かったけど、家族でお見舞いに行って、その時のことは覚えています。
しかし見事に復活を遂げました。
その後も膀胱がんになったり、年齢なりに高血圧や糖尿病の持病もあったり、3年ほど前に心筋梗塞で運ばれたり、いろいろあったけどその都度克服しており、ありえないけど不死身じゃないかと思っていました。

でも、寄る年波には勝てず、加えて半年前におばちゃんがいなくなり、もう不死身でいる必要もなくなったみたいですね。
これからはゆっくりと休んでください。
お疲れさまでした…おじちゃん、今までありがとう。

参列できなかった弟からは、弔電と花が届きました。
私あてにはそれとは別に猫写真。
弟に訃報を電話で伝えた際、くーちゃんは部屋で意味不明の暴れ方をしたそうです。
電話が終わると落ち着いたと…動物は不穏な空気に敏感ですね。