思わせぶりな新入社員39

どうにかこの場から逃げ出したかった僕から出たとっさの一言、
「もう、かんべんしてくださいっ！！」
一瞬の間があいて、不意にTちゃんが笑い転げた。
「んふふ、どうしちゃったのかなぁ？ホントは私と〇〇○〇したかったんでしょ？残念だなぁ。私、その気で来たんだけどなぁ、、ま、いっか、、今日は帰るね、セ・ン・パ・イ♡また続きしよ？ネ♡じゃ～ね～」
あっけらかんと去っていくTちゃん、、ラブホの一室でみっともなく半泣きになってへたり込む僕、、
情けなくってカッコ悪くって、罪悪感にとらわれて、、もう全てがなかったことにしたかった。
、、、、、
どれくらい時間が経っただろう、、？帰らなきゃ、、そう思った時、今日の一連の出来事、、
TちゃんとKちゃんとのやりとりが、明日どんな形で拡散しているかが急に心配になってきた、、。

　　　　　つづく