思わせぶりな新入社員29

時間を気にしながら指定したホテルに向かう僕。Kちゃんにあまり時間をかけることがなかったので余裕だとは思っていたが、まさかこんなにも時間が余ろうとは、、まだ2時間もある、、どうしようか？
ま、どうしようもない。せいぜい不審者と思われない程度にその辺をうろうろして時間をつぶすか、、
そう自分に言い聞かせてぶらつく。やはりこの界隈は、それらしい服装の人が多いな。
人間観察をしながら時間つぶしをしていると、あつという間に時間が過ぎていった。おっ？もうあと30分か。
ホテルの前に戻った僕は、Tちゃんがくるのを待っていた。Tちゃん、どんな思いで来るのかなぁ？ラブホで個人面談ってどう考えてもおかしいと思うよなぁ、、自分の考えが浅はかだったことを後悔した。Tちゃんが僕の一連の行為をリークしたら、、？不安が不安を呼ぶ。やっぱり帰ろうかな、、Tちゃんがくる前に、、そう思ってTちゃんの携帯に電話をしようとしたまさにその瞬間だった、、！！