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「ほつれる」レビュー☆

2024年06月03日 00:38

「ほつれる」レビュー☆

門脇麦主演他。心がゆれる―。綿子(門脇麦)と夫・文則(田村健太郎)の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま、変わらない日常を過ごす綿子。夫や周囲の人々との関係に揺れ動く心を抱える綿子は、木村との思い出の地をたどる・・・。平穏に見えた日々が、静かに揺らぎ始めるとき、彼女の目に映るものとは。主演:門脇麦×監督・脚本:加藤拓也、気鋭の演出家と実力派俳優が織り成す、緊迫感あふれる84分。

9/10点!!オリジナル脚本、しかも面白いやつきたーー♪これは経験者同士で語り合いたいやつ(爆)冒頭、不倫相手が目の前で轢かれて救急車呼ばないで見捨てる心理がわからない・・・私には無理と思ったけど、ここまで自分を守る為に非情になれるのに、結局、感情処理が出来ずにボロが出てしまう、これが女性という生き物なのだろうとも思った。不倫って相手が死んでも泣いたりわめいたりせず、日常を何一つ変えず、気づかれず、淡々と日々を続けなければならないということなんですよね・・・こちらも出来る自信が更々ない。綿子夫婦不倫を繰り返す悪夢パターンだが、互いに剥き出し過ぎるし、なんでそこ突っ込んじゃうんだろう?というところもあるし、お互い幼いということなのだろう。あとロマンチストナルシスト田村健太郎さんは好きな俳優さんだけど、あんなモラハラ夫は嫌だ―。開口一番「謝って」って最悪。でも、綿子の最後の台詞を聞くと、あそこまで吐露してもこの人と縁が切れることはないだろうという信頼?信用感があるのかな?木村パパ(古舘寛治)が外野からバラしちゃうのは責任のない正義感ほど迷惑なものはないと思った。同性の親だったらモヤモヤしても墓場まで持っていくか言う人考えようよって。言われて聞かされて良い気持ちになる人誰もいないのに「自分が抱えてられない」ってだけで言うなよっていう(嫌)終わり方も絶妙~後引く~(笑)そして、エグる~。加藤監督の作品は初見でしたが、他にも観てみたくなりました。2023年公開。

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