日本という国

もし日本という国が無かったとすれば、今の世界はどうなっているか。多分まだアジアは欧米の植民地に今でもなっているだろう。朝鮮半島から中国の東北部はロシア、中国華南地区はイギリス、ベトナム周辺はフランス、インドはイギリス、インドネシアはオランダ、フィリピンはアメリカだろう。そして人種差別は全くなくなっていないだろう。日本が唯一白人列強と戦い、敗れはしたが、戦ったことにより、戦後アジアはおろかアフリカの国々も次々に独立した。戦争が終わっても日本兵が独立に力を貸したインドネシアの例もある。そしてもっと大きな事は、人種差別が完全になくなったわけではないが、かなり人種間の差別は無くなったのである。戦争は確かに悲劇を生むが、戦争まで行使しないと撤廃出来ない事もある。大東亜戦争は多くの日本人の命が奪われたが、それと引き換えにアジア、アフリカの国々の独立と人種差別をなくしたと言える。そういう意識は今の日本人は持っているのか。これはまさに真実だから、此の事は世界に大いに誇って良い。