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がんワクチンを開発しているモデルナとビオンテック2027年頃には上市か?
2024年12月26日 16:13
mRNAを使ったコロナワクチンで有名になったモデルナ(米)とビオンテック(独)だが
コロナワクチンの需要が去って、今度はmRNAを使ったがんワクチンの開発をしている。
がんワクチンというのには、ちょっと違和感があるのだが、がん細胞には共通の遺伝子と個人独特の遺伝子があり、どの遺伝子を標的にするのか難しいと感じるからだ。
モデルナの場合は、まず皮膚がんであるメラノーマをターゲットとして開発している。
転移や再発時に各個人で異なるがん遺伝子を調べて、それをmRNAに乗せてワクチンを作り投与するというもの。
やたら面倒な感じだが、がん細胞遺伝子は、個人単位で異なる独自の遺伝子があるのだから仕方が無い。
メラノーマにはキイトルーダという特効薬があるが、それと併用して投与したら生存期間が大幅に伸び
再発リスクも大きく改善したという。
併用して効果が上がるのは、今までの知見から言ってよくある事だから本当の事だろう。
一方のビオンテックは有難い事に一番死亡率の高いすい臓がんを標的にしている。
この試みはまだ第一段階ではあるが、生存期間の延長を確認出来たという。
また日本ではがんによる死亡率トップの大腸がんは、第2段階の知見まで進んでいるという。
さらに2番目に多い肺がんにも治験を開始していて、どちらかと言えば
モデルナよりビオンテックの方を応援したくなりますね~。
mRNAを使った薬品は、今後肥満治療薬を超えた市場規模が見えて来ている。
日本での医薬品メーカーでは、mRNAを使った薬品開発をおこなっているメーカーは
塩野義、NANO MRNA があり、異色ではNECがAIを活用して開発したがんワクチンの
臨床試験(治験)を開始している。
まあ日本メーカーには、海外メーカーに負けずに頑張って欲しいものです。
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