- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「2重螺旋の恋人」レビュー☆
2020年12月19日 02:10
マリーヌ・ヴァクト主演他。私が愛した男は、何者なのか。主人公のクロエ(マリーヌ・ヴァクト)は原因不明の腹痛に悩む25歳の女性。精神分析のカウンセリングを受けることで痛みから解放された彼女は、分析医のポール(ジェレミー・レニエ)と恋に落ち、同居を始める。そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男を見かける。彼はポールの双子の兄で精神分析医のルイだった。なぜポールはルイの存在を隠していたのか?疑惑にかられ、偽名を使ってルイのクリニックに通い始めたクロエは、優しいポールとは反対に傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく・・・。フランソワ・オゾンが仕組んだ嘘と現実の迷宮からあなたは抜け出せるのか?背徳と官能の扉が開かれる、極上の心理サスペンス。
4/10点!!クロエによるクロエ自身の深層心理を紐解くシンプルなストーリーなのだとしたら、序盤で答えが出ているものもあるので、さほど難しい作品ではありません。今はこういうオチが増えてますし。ポールの風貌は「あ~これメガネ撮ったら色気出るやつだ」と思いながら観てました(笑)気になるのは、クロエの心が本格的に別れだしたのは、ポールと出会う前なのか後なのか?ポールによる治療がきっかけとなったのか?なってないのか?お腹がどんどん痛くなってきたことで、自分を守るために自らこの方法をとったのか?そうではないのか?おそらく、いくつかはYESで、ポールと出会ったことでクロエの心が進み始めたと考える方が素敵かなと思います。オゾン作品なのに驚く系ホラー描写が3回あって3回とも「うわぁ!」と叫んでしまい怖かったです(^^;) 隣人宅でクロエが見たものが本物なら猫を剥製にし過ぎてる隣人は怖いです。元々あった感情やモノを捨てられないのなら、否定せずに共存する方法を探していかないと人格が分裂しかねないのだなとラストも含めて感じました。もう少しハッとできる答えがあった方が好みです。2018年公開。
このデジログへのコメント
この映画
写実主義から抽象絵画 へ転じた
ピカソのような難しさを感じます
素直でない… が 面白美しい♡
幸福な者あり 不幸な者あり
表面の体裁を整えたがる文明国に
ありがちな影ですね
> まんかつさん
おお、ピカソに例えちゃいますか。難しい。意外とこういう映画は多いし、症例も多いと思います。周囲にこういう人がいないと珍しい映画という位置づけになるのかな?と素直に疑問に思います。
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