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趣味は読書、若さと死

2020年07月23日 01:08

あれは確か、中学一年か二年の頃。
家の三畳間をもらって、勉強部屋にして、寝るのも両親とは別にその部屋で寝ていた。
寝るときはいつも、電気は消して、真っ暗にする。
眠れずに、暗闇を見つめていると「死んだらどうなるのか」と考え始め、眠れなくなった。
そんな日が、何日も続いて、いつの間にか、死について考えなくなった。 
死についての、問いかけの怖さは、正解のない怖さ、或いは正解を生きて知ることの出来ない怖さだ。
死を知った時に、誰にもそれを伝えることは出来ない。
まだ幼く、生命力が上向いている時だったから、その対極のものを異常に恐れたのだろう。
もう還暦とか定年とかが近づいていて、その先に死が近づいている筈なのだが、最近、逆にそれがあまり身近に感じられない。
今晩も真っ暗にして寝ているが、怖くない。
鈍感になったのだろう。
それはそうかもしれない。
だんだん死への恐怖が減らなければ、死ぬ間際の精神状態が、悲惨なものになってしまう。

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