- 名前
- もみのき
- 性別
- ♂
- 年齢
- 72歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 好奇心旺盛、そのくせこれといって誇れるものがない。 歳のせいで涙もろい、そのくせロマ...
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詩人
2007年06月13日 20:11
人って、恋をすると詩人になるって言われます。
といっても、私の場合はそれほど綺麗なフレーズが思い浮かぶわけもなく、つまらないことに気がついて、結果、そうだ恋をしてるんだ、と結び付けてしまう。
それが、特に、私の片思いのときに多いようです。
以前、九州大分に転勤になり、そのとき思いを寄せていたある人に会えなくなったことがあります。
その人のことを思って、九州のやまなみハイウエーを走ったり、大分別府ハイウエーを走ると、ちょうど今頃、飯田高原などの草原が緑いっぱいになり、風になびいて素晴らしい景色でした。由布院で由布岳に登り眼下に雲をたなびかせて広がる由布院の街を眺め、一人で彷徨ったことがあります。
そのとき私は(つまらないですが)詩人になっていたのでしょうね。
私が転勤になるのと同時に、彼女もそれまでの会社をやめ、ずっと考えていた勉強のため、海外へ行くというのです。
最後の日に彼女は私が誕生日プレゼントに買ったスーツを着て、駅の改札にたたずむ姿が今でも瞼に焼き付いています。
その人の誕生日がこの6月8日でした。
そのことを思い出しながら車を走らせていて、思わず涙がこみ上げてきてたまりませんでした。
一人だったので、声を上げて泣きながら運転していました。
*****
ジグソーパズル <作詞作曲 五輪 真弓>
心にもないことを
あなたに言ったのよ
「さよなら」だなんて
言える筈ないのに
好きになる程
別れが苦しくなるから
わざと子供みたいに
こわしてしまう
愛はジグソーパズル
笑いと涙が
背中合わせなのままで
私をまどわせる
さよならなんて言わない
だからもういちど
愛しているよときかせて
私をみつめて・・
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