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「ブルーム・オブ・イエスタデイ」レビュー☆

2018年10月16日 00:33

「ブルーム・オブ・イエスタデイ」レビュー☆

デル・エネル主演他。愛と笑いと勇気でタブーの扉を開ける!時は、現代。ナチス戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げるトト(ラース・アイディンガー)。そして、ナチス犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げる若きインターンザジ(アデル・エネル)。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュヴィッツ会議を企画することになった二人。しかし、この出会いは、偶然ではなかった─。迷えるオトコとオンナ―昨日に咲いた花(ブルーム・オブ・イエスタデイ)は、きっと明日を輝かせてくれる。破天荒な展開のその先に、前を向く勇気をくれる物語が誕生した。第29回東京国際映画祭東京グランプリ&WOWOW賞W受賞作。

3/10点!!うーん、好みが別れるブラックユーモア生き方。両方ヤバイけど特にザジの病み方がぶっ飛び過ぎてて、犬投げちゃう辺りから軌道修正かけてくるのかなと思ったら変わる気配がないのでドン引き。そもそも二人に愛はあったのか?ザジはトトと寝て救われるためだけに来たのではないのか?とか、こんなに病んでいる二人を職場に置いておくこと自体、周囲もおかしいとか、こんなに病んでいるザジにつけ込むバルディどうよって引いちゃう人のオンパレードでした。トトも養子貰っておいて若い子に熱上げて出てくとかありえないし。過去を深く知って償おうとするあまりに自力で抜け出せない負のスパイラルに陥って周囲にも迷惑かけまくりな人たちの話。ザジラストの行動で救われたのか?私は救われていないのでは?と思ってしまったので、それでまだ自傷を続けているなら、周囲に同じ傷を負わせずに治療をすべきだと思いました。過去の罪は消えないし、世界が抱えて生きなければならないことだと思いますが、自分が抱えきれないほど背負うのもまた違う気がします。それじゃ、何のために生まれたの?ってことになっちゃうと思いますし・・・。命の重さを語る人が命を軽く考えたらダメだよ・・・。かなり重度の鬱映画でした。2017年公開。

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