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「SUNNY 強い気持ち・強い愛」レビュー☆

2018年08月15日 00:17

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」レビュー☆

篠原涼子主演他。BACK TO THE 90S!あの頃よりも輝く自分になる!日本中の女子高生ルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高生の仲良しグループサニー”のメンバー6人は、20年以上の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。専業主婦の奈美(篠原涼子)は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香(板谷由夏)と再会するが、彼女末期ガンにおかされていた・・・。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。梅(渡辺直美)、裕子小池栄子)、心(ともさかりえ)、そして菜々・・・、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?珠玉の90年代J-POPと超豪華キャストの競演で贈る最強の“笑って泣ける青春音楽映画”が誕生!

5/10点!!私は本作で描かれているコギャル世代とは、恐らく3年くらいズレているのですが、懐かしいというより、こっ恥ずかしくて観てられない!みたいな暗黒時代を観させられているような感覚でした(^_^;) でも同時に、高校生彼女たちはそれはそれは楽しそうで、「ああ、私たちもこんな風にいつもカラオケに行ってたな。」とか「声かけてくる男の人たちを往なしてたな(爆)」とか、自身の高校時代が鮮やかに蘇りました(*^^*) 私は奈美たちと同じく中高一貫女子校だったので、ああ、楽しかったなーと(*^^*) でも、多分大根さんが描くあの時代は、大人から観た&サブカル寄りで、あんなにコギャルだらけの学校はなかったし、ロン毛のDJはいなかったし、オザケンを聴いている人もいなかったです(私の周囲には爆)演出も敢えてなのかも知れませんが、学祭ノリでダサい。冒頭なんか、素人フラッシュモブを観させられているような気まずさです(>_<) 音楽も小室さんが担当していますが、ただ場面に合わせて垂れ流しているだけのシーンも多く、合わせ方も古いです。「モテキ」の時のような驚きと発見がない。篠原涼子と広瀬すずは寄せているとは思いますが、驚くほど表情などが似ていて、二人を通じて時代がリンクしていくのは見事でした。広瀬すずちゃんは、彼女史上最大の変顔の連続で振り切り過ぎていて、逆に心配になりました(^_^;) 他のキャストも現在と過去で似ている人を集めていて、山本舞香と池田エライザの立ち位置と存在感が良かったです。大人版奈々に関してはそうきたか、と。個人的にはTRFだし、内田有紀とかが良かったのにと思いました。陰の立役者はミレイ役の小野花梨。言うことなしに上手いし、物語の鍵を握っているのに、クレジットなしは可哀想(;_;) 何というか、笑いから泣きへの切り替えが上手くいっておらず、韓国版だともっとエモーショナルなのになぁと残念でした。各キャラクターのエピソードも弱いです。板谷由夏は末期がんとは思えないくらい綺麗で優等生で、確かにこれは真木よう子が正解だったなと思ってしまいました。でも、終わった後、劇場拍手喝采だったので、良かったみたいです。私的には大根さんには、早く切れ味とエグさを取り戻して欲しいです。2018年公開。

このデジログへのコメント

  • pekopoko 2018年08月15日 08:22

    90年代なんてついこのあいだ、と思ってたら
    今から20年前だということに愕然としてしまった…

    映画はたぶん観ないかな笑

  • ユリ 2018年08月15日 10:22

    > pekopokoさん
    私的にはあれでしたけど、結構評判は良いみたいなので・・・。90年代、映像で観るとかなり古くてヤバかったです(笑)

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