手段のために選ぶ目的

腐った蜜柑は捨てる
かも知れねぇけどぉ
俺たちは腐った蜜柑
じゃねぇ！ by加藤優

『3年B組金八先生』
金字塔の第2シリーズヨリ







なぜ、唐突に金八先生かってぇと、金八(武田鉄矢)と云えば坂本竜馬な訳で、竜馬が確か、イイこと云っていたとか、いないとか―――



人間、生きていると荷物がふえて、荷物がふえるほどに、しがらみもふえてゆく。

やがて、そのしがらみに縛られて、人は身動きが取れない様になってゆく。

男なら、旅立つ決意をしたのなら、背負った荷物の全てを捨て去り、わが身を縛るしがらみを解け！







―――まぁ、竜馬の場合は捨てた荷物の替わりに日本の未来の夢を背負った。

背負った夢は、未来に続く舟には乗せたが、当の竜馬は命を捨てることになってしまう。

「捨て上手」かと云えば、捨て過ぎ。
だが、捨てる気概は天下一！



もしかすると私って、M78星雲から勿体ないオバケを連れて来たのか、とにかく荷物を捨てるのが下手。

少しは竜馬を見習わないと (^_^;
これでは、M78星雲人じゃなくて、勿体ない星人だ (;´д｀)



















ところで、今回の解散総選挙。

自公連立の政権与党、権力維持が何より大事。そのための総選挙だ。

片や、野党は生き残り戦術の中で、大同団結の様相を呈し始めた。

「国難突破」にせよ「希望」にせよ、どちらも大義の目的が、後付けになってしまっている。



・加計問題から逃げ出したい

・とにかく選挙で選ばれたい



どちらも本音を云わず、代わりの大義を掲げているが、国民だって馬鹿じゃないって。

まぁ、代わりに劇場型の対決劇で、楽しませて欲しいと思う。

興味を持つ人がふえてくれれば、政治を見張る目もふえるから。




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