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成程話:イエスと言おう
2017年03月19日 23:27
よく検索などでお世話になっているGoogleさんのお話です。
アメリカの世界的企業Googleのビジョンに「イエスと言おう」というものがあります。
「だめ」「できない」や「でも」「だって」とは反対の「イエス(YES)」です。
『How Google Works』(日本経済新聞出版社)という本には、元のコネチカット大学学長のマイケル・ホーガンの言葉が引用されていますが、そこにはこう書かれています。
「頻繁にイエスというのだ。イエスといえば物事は動き出す。イエスといえば、成長が始まる。イエスは新たな経験につながり、新たな経験は知識と知恵につながる」
これがGoogleの「イエスの文化」醸成です。
イエス、オッケー、わかった、やろう、といえばものごとが動き出し、成長も始まって、新しい経験にもなる。
それはまた、知識や知恵を生み出すもとになる、といっているのです。
要は、ものごとに対して、イエスから入るのか、ノーから入るのかということ。
これが、幸せな運命と不幸せな運命の分岐点なのです。
イエスといってしまえば、「いかにしたら、できるか」がテーマになりますし、ノーと切って捨てれば、あとは「できない理由」を探すだけです。
運命転換思考
江上 治 著
経済界
前提が変わると世界が変わりますね♪
福島正伸先生の言葉に、こんなものがあります。
「世界一になる!と決めると、全ての発想と行動が世界一を前提としたものになって、いつか本当に世界一になってしまう事がある」
本当にその通りだと思います。
ちょっと実験をしてみましょう。
今この瞬間、目を閉じて「赤いもの」が部屋に何個あるか数えてください。
次に、目を開けて、赤いものを数えてみてください。
如何でしょうか?
赤いものを探し始めると、次から次へ見つかるものです。
相手の良いところも悪いところも、探し始めたらきりがありません。
「Aさんのことを嫌いになる」という目的が先にあって、その目的にかなった欠点をあとから見つけ出しているのだとしたら、
「Aさんのことを好きになる」という目的が先にあって、その目的にかなった美点をあとから見つけ出していけばいいのです。
疑う前提ではなく、信じる前提。
嫌な前提ではなく、好きな前提。
どこを見るのかによって、住む世界が変わるでしょ♪
起こった出来事に対しても、自分で選択できるのです。
一度やって諦めてしまうのは、前提から決まっているのです。
100回やって諦めないのも、前提から決まっているのです。
前提とは、すなわち「覚悟」なのかもしれませんね(^^♪
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