- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「コロニア」レビュー☆
2016年09月27日 21:56
エマ・ワトソン主演他。必ず、私が、救い出す。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナ(エマ・ワトソン)は、現地の政情を確認するために滞在していた恋人・ダニエル(ダニエル・ブリュール)と束の間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如チリ軍部によるクーデターが発生。ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、謎の施設<コロニア・ディグニダ>に彼が監禁されたことを突き止めるが、なんとそこは“教皇”と呼ばれるナチスの残党、パウル・シェーファー(ミカエル・ニクヴィスト)が軍部と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する“脱出不可能”な要塞だった。誰からの強力も得られないと悟ったレナは、ダニエルを助け出すため、ひとり無謀な潜入を決心する。果たして、彼女は生きて愛する人を奪還することができるのか―。恋人を救うため、脱出不可能な恐怖組織に潜入する。1973年、チリ、史実を基にした緊迫の脱出劇。
10/10点!!イギリスでの初週興収がたった47ポンド(7人しか観てない)で大コケしたと報じられていましたが、エマもダニエルも素晴らしかったです!興収が必ずしも作品の出来に比例しないことを改めて証明してくれました!(*^O^*) 映画のテーマと主演二人の主義と合致してるので「真実を伝える!」という気迫が、スクリーンを通してビシビシ伝わってきました。私はエマもダニエルも大好きな俳優なので、冒頭のダニエルの裸エプロンから(鼻血出そうだった!(笑))二人のイチャイチャがsweet過ぎて「ずっと観てられる・・・(*´∇`*)」とウットリしてる場面から一転、チリの軍隊に無差別に連行されてからは、最後まで本当にスリリングで息つく暇もなかったです(´Д`)20世紀に入るまで、ナチの残党がチリに巨大なファームを築いて、政府ともガッチリ癒着していたなんて、ナチの残党が月から攻めてきたと同じくらい現実味がなくて、でも本作は、とてもリアルに綿密な取材を重ねて描かれているので、かなりハードボイルドな作品で見応えがあります。コロニア・ディグニダのことは少しだけ調べてから観たのですが、チリのクーデターってこんなに無差別なんだとか、ピノチェト政権下の拷問施設としては、皆洗脳されてて都市から離れて隠せるし、有効だったのかなとか、百聞は一見に如かずで、観られたから考えることが出来て良かったと思える作品でした。こういう規模の汚職施設って世界にまだたくさんあるのかな?クリーンな国ですよって顔してても自分の目で確かめるまでは何も信じられないと思いました。ドイツの大使館や空港にまでナチ残党の手が伸びてるなんて現代だよ?インポッシブル過ぎるよ!((;>Д<)) 非常に難しいテーマを扱っているのに解りやすくて、初めから最後までスリリングでおぞましくて、エンタテイメントとしても上質な作品です。スッピン・エマとダニエルの美男美女ぶりはタイタニックに匹敵します!(爆)「百聞は一見に如かず」ですよ!2016年公開。
このデジログへのコメント
こんな事ってあるのですね(^^
興行が悪いかったのは何故でしょうね(^^
ところで、ベタですが「12モンキーズ」見ました。。。
結構良かったのに、、、最後が私にはイマイチでした(vv
> はらぺこさん
目をそらしたくなる題材だからですかね。ドイツでも隠匿される話題らしいですし。友人も「アルゴ」観た時の衝撃!って良かったと言っていたし、お客さんはほぼ満席でしたよ。
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