- 名前
- ユリ
- 性別
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- 年齢
- 42歳
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- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「殿、利息でござる!」レビュー☆
2016年05月18日 00:14
阿部サダヲ主演他。今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡に住む十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げる「庶民が、お上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!計画がバレれば打ち首確実!強欲お奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死に節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!!破産寸前、絶体絶命の大ピンチ・・・果たして彼らは町を救えるのか!?じつは“実話”な痛快歴史エンターテイメント超大作!
6/10点!!所収「穀田屋十三郎」に書かれていた実話なんですよね。発案してから家にある家財道具一切を売り払って、何年も何年もかかって質素倹約に耐えて、皆で3億円ものお金を出資するって、とんでもなく凄い事です(*゜Q゜*) 今は政治家が世を動かす世の中だけど、江戸時代は、宿場全体が一つの社会の様になっていて、人が人を動かす力というか、一人一人が強い願いと信念を持って命懸けで行動していたのだなぁと先人の姿に頭が下がりました。けれど、銭集め奔走するシーンばかりで女性たちや家族が家でどうやって節約していたのかや御上にバレそうになるなど計画が破綻しそうになる危ないシーンなどがなかったので、気持ち的な盛り上がりやハラハラしたりは無かったです。あんなに町中や居酒屋で話し込んだり騒いだりしてバレないとかあるのだろうか?と疑問に思ってしまいました(^^;)阿部さんが出てると笑いやそういうのをつい期待してしまいます(^^;)松田くんが悪役というのも新しくて、あの能面みたいな飄々とした顔でとんでもない事をいきなり言い出しそうなキャラクターが良かったです。話はかなり感動的な展開になるのに泣けなかったのは、やはり山あり谷あり感が足りなかったのが大きいと思います。感動して泣きたかったお話だったので、盛り上げて欲しかったです。先人たちの自分を犠牲にして周囲を救う為に戦う姿を観て、私たちも、自分一人で出来ることや周りを巻き込んで出来ることを考えるだけでなく、行動していかなければならないなと、明日への力を貰える作品です。2016年公開。
このデジログへのコメント
阿部さんの映画ならみてみようかな(^○^)
ところで、「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」を見ました。バイオリンの事よく知りませんが、
迫力あって良かったです(^○^)
> はらぺこさん
でも2時間半は長かったです。2時間で収まったかな。その映画聞いたことはあります。音楽の映画
お好きなのですか?
音楽の映画好きっと言う訳ではないのですが、、、何となく良さそうかもって
インスピレーションでした(^^/
> はらぺこさん
機会があったら観てみますね(^^)クラシックは過去があって苦手なのですが、すごく良い映画なら大丈夫なことも多いので(^^)
原作者の磯田さんの「江戸の人間は廉恥を重んじ、破廉恥を蔑んだ!」と言う言葉を聞き「廉恥、なんて言葉有ったんだ!?」と新鮮な驚きを禁じ得ませんでした!映画の内容云々より、羽生君、出るべきじゃなかったな。
> タクさん
知らない言葉を知ると嬉しくなりますよね(^^)羽生くんは大丈夫です!タクさんに言われて私も「出てたっけ?」と思い出したくらい話題になってないので。
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