原子力。

今日は、ちょっとカタい話をします。

先日の、福井県高浜原発での放射能を含んだ水漏れ。
結局はボルトの締め付け不足、って事件だったそうですが、ネットや新聞で「反対派」のみなさん方が、いろいろ言ってます。

それは別にいいんですが、俺は関西電力が「国に報告をしなきゃいけない放射線量には全然届いていない」にもかかわらず、報告＆発表したのは良かったな、って思っています。

俺は、原発は「安全を考えた上で、当面は使うしかない」と思っています。
減らすのは結構だが、ジワジワ減らしたい。

俺はまだ、あの「計画停電」が忘れられません。あれはイヤだった。
あの時期に、自粛したイベントやライヴなどもありましたね。

反対派の人は色々言ってるようですが、代替可能なエネルギーが無ければ話になりません。
「火力だけでいい」なんて言ってる奴までいて、正直ビックリしました。

石油も石炭もガスも、有限のエネルギーなんだけど。
限りある資源をバカスカ使えば電力はまかなえるけど……次世代はどうするの？使いきっちゃったら。
原子力発電で、全発電量の３割を賄っていたのはなんでなのか。
限りある資源の枯渇を、先延ばしする必要があるんですよ。孫やその子孫のために。
火力だけでいいなら、風力や太陽熱や、地熱やらなんやらだって開発する必要ないでしょ？

更に、いま原発を使わずに「脱・原発」したら。
いま以上に石油やガスを買うか、他の発電手段に投資することになりますよね。
俺がもし産油国なら、値段釣り上げますが。（爆笑）絶対売れるんだから。


バカな話をしてる場合でもないので、専門家でもなく大して利口でもない俺よりも、プロの試算の話を。

いま原発を撤廃して、原発ゼロにした場合。
2030年時点の、二人以上世帯の電気料金はどうなるか。
シンクタンクがどう試算したかは知りませんが、俺は驚きましたよ。

☆国立環境研究所の試算
　現在の電気代に、プラス１万４千円。（一ヶ月）
☆地球環境産業技術研究機構の試算
　現在の電気代に、プラス２万円。（一ヶ月）

――どうですか？原発いらない派のみなさんは、喜んで払うんでしょうね。（笑）
いま原発なくなったら、こーいうサイトに接続する電気代も節約することになるかもね。