頭の良さって何ですか？

【頭の良さ】の基本概念

【知能】
【知識】
【知恵】
【教養】
【仁徳】

これらが段階的に変化していくものなんだよねぇ。

そして最初の【知能】の段階で同時に
『感覚』
『運動能力』
『神経系統』
が発達していくんだ。


この変化を見過ごすんだよねぇ。
これが現代に於ける
「パッケージ化された知識の組合せ」
でしか
【頭のランク付け】
が出来ない教育の問題だろうねぇ。

ある時期に「パッケージ化された知識」を上手く組合せられないとレベルの振り分けで強制的に
【貴方の頭のランクはこの程度】
とされてしまうものなんだよねぇ。


まぁ大多数を振り分けるんだからこの画一的な振り分けも仕方ない。
けれどこの振り分けで【失格】の烙印押されると排他されるのが大問題なんだけどねぇ。

【振り分け】の具体例
これは『学歴』なんだ。

この『学歴』は【知識】の段階なんだけどねぇ。

『学歴』良いけれど
「仕事出来ない」
のは【知恵】がないから。

これの分かりやすい例
【知能】神経・運動能力が高くて【知識】が豊富。。。で止まってる人は
「早押しクイズ」のチャンピオン程度で終わる。

【知識】が無い頃なら「凄いなぁ。」とは思うんだけど
自分自身が【知恵】の段階迄いくと何とも思わなくなる。

これは「相手」を追い越したという事である。
自分自身の【知識から知恵】への変化なんだよねぇ。

社会的には【知識】の段階で振り分けは成立してるから【知恵】のレベル迄行く必要はない。
【知識】を拡げたり追究しても良いのだから。

しかしこれはある程度の年齢になると他人に対して【頭の良さ】の印象を与えることは難しくなる。


いい年したオッサンがキャバクラ行って自慢話するのが典型的な例だな。
【知識】と【経験】を自分より少ないものに自慢するって行動ね。

【知恵】の段階に来るとそれ相応の『自分自身への努力』が必要になるから、【知恵】を認めて貰えないと「説教」するようになる。
これはある程度は社会的には行えるけれど【知識】と同じで『努力』を止めた途端にキャバクラに行くんだ。
誰も相手にしてくれないから(笑)


【教養】の段階になると『自分自身と周り』という事に【知能】【知識】【知恵】を活かせるようになる。
これは【頭の良さ】の指標の大きな１つではあるな。
しかしながらこれの大きな盲点は、
「周りの反応そして自分自身の正当化」が純粋化して
【教養】の独り歩きになる可能性を秘める。

『机上の空論』

ってヤツね。

現実的ではなくなる諸刃の剣なんだよねぇ。

これは近年象徴として具体的な存在が出た。

『鳩山由○夫』
資産持っている家柄で学歴もある。
資産を使って名誉と権力も手に入れた。

やった『理論上の政策』は『机上』では良かったんだけど、残念ながら「現実的」でなくそれと「周りの想い」を感じられなかったから失敗した。
これは【運動能力】と【感覚】と【神経系統】の欠如だな。
【頭】だけが行き過ぎたんだろうね。

その後の総理大臣は「持ち合わせてない行動力」を発揮して社会というか世界に最悪の事態をもたらした。
出来ないのに『指示』したって事。
そして未曾有の放射能被害を造り出したんだよねぇ。


【教養】の段階で『運動能力』の無さが露呈したんだと思う。

上記２名外議員・先生と呼ばれる人間が
【頭の良さ】
を感じさせないのは『努力』の欠如。


長々と書いてきたけれど

【頭の良さ】とはその段階で行う行為、行動なんだと思う。

基準は１つではないけれど
原則として行動こそが良い判断材利となる。。。
と思う。


幼少時は【絶対的な能力】であり
そこから段々と【相対的な能力】となり
【それを体現するコミュニケーション能力】を備えて
【頭の良さ】の印象を他人に与える。

最後に

現代思想家の一人の吉本隆明曰く

【教養を身に付け正しい行いをするには視て考えて行動する】かが大切になる。

と書いている。

孔子はそれに加え

【教養を身に付けた後に私利私欲を排して行動することで仁徳を持てる。】
【そして仁徳とはそれを続ける事により達する領域】
と語ってる。


さて『私利私欲で考え行動する。』のは
【頭の悪さ】とも言えるので

【頭の良さ】
とは
【頭の悪い行動をしない】程度の
【頭の良さ】
と考えれば良いんじゃないのかな？


それが【品行方正】という【頭の良さ】