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「グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~」レビュー☆

2015年04月24日 22:30

「グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~」レビュー☆

リース・ウィザースプーン主演他。誰かの優しい嘘で、今日も世界は救われる。カンザスシティーの職業派遣所で働くキャリーリーズ・ウィザースプーン)は、内戦で両親を亡くし、アフリカから到着したマメールと二人の仲間を空港まで迎えに行く。 そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えらえたのは、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。車に乗せれば一瞬で酔うし、牧場を見ると「猛獣はいますか?」と確認、マクドナルドピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだが、その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え、生き方さえも変わっていく―。世界の裏側の驚くべき実話をベースにした感動の物語。

10/10点!!予告では、コメディータッチな感じですが、ウィザスプーンが未だにデニムミニスカートなのは若干コメディーでしたが(爆)、実際は、事実に基づいて、難民問題と、異文化の相互理解を、丁寧に描いた、中々にシビアなお話でした。‘THE GOOD LIE'、とても胸にくる、良いタイトルだと、しみじみ思います。序盤から、スーダンで、ロストボーイズを襲う衝撃的な出来事が、次々描かれて、子を持つ親としては、涙を堪えるのに、必死でした(;~;) どこかで、彼等のような環境の人達は、人の死が身近だって思ってた自分が恥ずかしいです(凹)まだ序盤なのに、そこからラストが終わるまで、どうかどうか彼等が幸せになれますように、とずっと祈りながら観ていました。そんな目線なので、彼等がアメリカに到着した辺りから、彼等の喜びにも、戸惑うしかない状況にも、気持ちがすごく解って、何度も泣いてしまいました。ここで満点を確信しました。彼等から見た先進国は、なんて不条理なのだろうと思いました。典型的アメリカンウーマンキャリーも、彼等の生きる力を前にして、心を動かされていきますが、それでも出来ない事が沢山あって。彼等が、高らかに歌うのと、いつでも笑顔でいようとするワケを痛感しました。そして、ラストのGood lieになるわけですが、規則とか法律って人を救うためにあるはずなのになと、切なくなりました。確かに、劇中でも言っている通り、出身がスーダンってだけで、「アメリカンスナイパー」が頭をよぎって、怖い気持ちもありますが、「アメリカンスナイパー」に出てくるような人達の数十万倍も、この映画の様な人達がいるんだって事を、皆に知ってもらいたいです。なので、この作品は、観るべき一作です。2015年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2015年04月25日 01:31

    > まるぞうくんさん
    新宿は2~3割しか埋まってないので、ぜひぜひ!TOHO新宿が混んでる間は、ミニシアターは比較的入りやすいかもしれませんね。

  • ザンキンドーナツ 2015年04月25日 05:45

    このGWに観に行こうかな、と思います

  • ユリ 2015年04月25日 08:21

    > ザンキンドーナツさん
    ぜひぜひ!空いてので、GWまでやってるか心配ですが(>_<)

  • ユリ 2015年04月25日 15:08

    > GRAYさん
    見逃せないですね♪「聖なる嘘つき」も映画ですか?

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