- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「博士と彼女のセオリー」レビュー☆
2015年03月13日 21:22
エディ・レッドメイン主演他。全力で愛した。今日が最後でも後悔しないために―1963年ケンブリッジ大学で出会った、のちの天才物理学者ホーキング(エディ・レッドメイン)とジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)。ALSを発症したホーキングの余命宣告を知りながら、未来へと歩きだしたふたり―理論物理学者の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才と称される彼は、ALS(筋委縮性側索硬化症)のハンデを負いながら最先端の研究を精力的に行い、講演活動や執筆活動とも意欲的に取り組む「車椅子の天才物理学者」として知られている。しかし、そんなホーキング博士の偉業が、ひとりの勇気ある女性によって支えられていたことはあまり知られていない。本作は、その知られざる実話にスポットを当てたヒューマン・ラブストーリー。
9/10点!!エディ・レッドメインは、注目している俳優さんですが、アカデミー賞を、彼が獲ったと知った時、正直、まだ早いんじゃないかな、あと2~3年後でもいいんじゃないかな、(失礼。)と思ってしまったのも、事実です。しかし、それは、杞憂でした。彼の持つ繊細さと、子犬っぽいチャーミングさに加えて、素直な、生きるという事を背負う覚悟が見えて、素晴らしい演技でした。映画は、人を愛すること、生きること、皆が知っている表舞台の裏で、本当は、何があったのかを、手探るように見つけていく、感情をとても丁寧に追っている作品でした。スティーヴンもジェーンも、特別強い人間なわけではなくて、二人や、周囲の人々が、時に挫けながら、時に打ちひしがれながらも、互いを思い遣り、愛する姿に、自分だったらと、ずっと重ねて観てしまいました。スティーヴンとジェーンの関係は、ある意味理想で、愛し方にも色んな愛し方があっていいんじゃないかなと思いました。スティーヴンの研究テーマでもある、‘時間’を、常にとても大切にして生きているのが、彼らの色んな言葉から感じられて、だからこそ、全てに、心が揺さぶられるんだと思いました。生きることは、限られた時間の中で、時を紡いでいくことなんだと教えられました。それは見た人によってきっと色々あって、あなたにとって生きることとは?が見つかる作品なのではないかと思います。ジェーン役のフェリシティ・ジョーンズも、とても良くて、本当に、それぞれに感情移入する事が出来ました。2015年公開。
このデジログへのコメント
> ゆーた★さん
あ。でもジェーンも頭良くて、会話が理論の話しとか多くてやっぱり難しかったです。ヒューマン・ラブストーリーですけどね☆
> 十九さん
そうなんですか?エディ・レッドメインは素晴らしかったですね。アカデミーの主演男優賞が一番混戦でしたね。とても感情に沿って丁寧に描かれている作品だと思いました。
> まるぞうくんさん
イミテーション・ゲームと同日公開なのに、客層分かれそうですよね。1週ずらせばいいのにって思いました。ブルックリンの~もみたいし、観たい作品が多すぎるのに、来週は忙しくてきついです
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