- 名前
- タオ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 出会いを求めていますが、年齢を考えると、年齢差ある年上の男性に惹かれる「ファザコン」...
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出会いサイト
2015年01月02日 01:52
これも昔ブログに書いたことの再録です。
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このブログを読んでいただいている女性も経験があるかも知れませんが、ネットの「出会いサイト」について思うところを書いてみます。といっても常識的なことかも知れませんが。
私もこれまで幾つか出会いサイトに登録して、実際に女性とも会ったことがあります。時間は数年間に及びますが、トータルで通算すると10人前後でしょうか。結論から言えば、どの人とも一、二回のデートで終わってしまい、実ることはありませんでした。
登録されているプロファイルを見て、これはと思った女性にメールを送り、相手方がOKであればしばらくメールを交換し、その後、お互いに了解すれば実際に会ってみる、というのが大方のプロセスです。
会ったにも関わらず、なぜそこから付き合いへと発展しなかったかは、もちろんお互いの相性が合わなかったということですが、それ以前に、ネットではそもそも付き合う前提となる相手の情報が少なすぎるのです。
自分の身のまわりのリアルな出会いがあれば、言葉にならないその人の雰囲気を含め、付き合う以前に相手のさまざまな情報を既に手に入れていますし(つまりおぼろげあれその人の全体像は分かっています)、その上で何かのきっかけで付き合うかどうか決断することになります。他方ネットではプロファイルにせよ、メールにせよ、相手を理解するのはテキストを通じてですが、テキストはその人のリアルな存在のごく一部しか反映していないのです。
テキストは嘘をついたり、飾ることができますが、リアルな人はそれができません。ですから実際に会ってみて、たとえその人が外見上魅力的な人であっても、テキストのやりとりだけの延長で、すぐに付き合うことにどうしても不安が残るのです。つまり不信感や不安感がつきまとうことになります。その結果、少しでもリアルな相手にテキストと違った面を見ると猜疑心が一挙に募ることになります。「これは違っているのだから、他のことでも違っていたり、嘘があるんじゃないか」と。英語ではこんな出会い方を「ブラインドデート」と言うそうですが、確かに情報が限られた出会いですから、言いえて妙です。はじめから不安を抱えた出会いが実るのは難しい。
しかしネットでの出会いの困難さはそれだけかと言えば、他にもあるような気がします。
考えてみると、リアルな出会いには幾つかのステップがあるのに、ネットではそれが省略されていることも理由ではないかと思います。リアルではたとえば職場での出会いを典型化してみると、最初は「いい感じ」から始まり、「友情」に似た感情が生まれ、やがて「恋ごころ」に発展するというようなプロセスをたどるわけですが、重要なことは、そのプロセスに偶然の要素がいくつも含まれていることです。偶然が必然に変わっていくことで二人の間に絆(ボンド)が生まれます。けれどもネットではこれらすべてが省略され、最初から必然としての「付き合い」が目標になっています。結果、偶然→必然がなく、従って恋愛の前提である「絆」が欠如していることになる。たぶんこれが情報不足以上に、ネットでの出会いが上手くいかない理由ではないでしょうか。
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