- 名前
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人前で善行をしないように
2014年07月27日 22:50
陰徳とはまさに、この少年のような生き方なのかも。
石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。
普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。
優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。
しかし、彼は違いました。
「お婆さんの足代わりになってあげよう」と思った彼は、その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。
しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。
彼の家族でさえ、最初は知らなかったといいます。
また、彼が受験を控えた中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、手伝いを辞めることを勧めます。
しかし、彼は1~2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。
彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。
「ちょっといい話」
佐藤光浩著
アルファポリス文庫より
困っている人がいたら助ける。
それは、決して「良いことをする」訳ではなく、当たり前の事をしたまで。
そう思えたなら、思いやり溢れる世界になっていきます♪
ボランティアとは、「陽徳」
こっそりするのが「陰徳」
聖書に、こんな言葉があります。
「人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません」
あるボランティア団体の方が言っていました。
「ボランティアという言葉を無くしたい」
つまり、当たり前のことを、当たり前にしているまでで、特別なことをしているつもりはないのだとか。
この少年のように、損得なしに、近くで困っている人がいたら助ける大人が増えたら素敵です♪
このデジログへのコメント
甥っ子がね小学生の時に
誰も見てないとこで良いことしても誉めてもらえないじゃないかって( ;∀;)
SYUZO-さん:小学生の時ならまだそんな感じかもね?
陰徳が当たり前になればボランティアという言葉は消えるでしょうね
消えてほしい言葉はほかにもありますが
koujiさん:ですね。悪い内容の言葉は特に
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