- 名前
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- ※すみません。チャットはほぼ返信出来ません※ ログを書いているわりに返信が物凄く、遅...
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愛ですね、愛
2014年07月06日 23:31
お話に感動しました。
小学生のとき、少し知恵遅れのA君がいた。
足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅い。でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。
担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。
クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。
私は、A君の言葉を忘れない。
「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」
A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。
昨日、デパートのポストカードなどに美しい水彩画と、A君のサインを発見いたしました。
N先生は今、僻地で小学校で校長先生をしております。
この先生、素敵すぎます(*^^*)
やはり「愛」でしょうか。
愛は周りからは見えにくいけど、当人は気付くものですね♪
出来るだけ多くの愛を、多くの人に届けて行けたらと思います♪
このデジログへのコメント
イイ話ですね~その子にとって、『普通』に接してくれた先生だったんですね。
難しいことなんですよね
時には手を貸す
時には待ってあげる
どうしてあげるのが一番なのか
何でも人並み以下という人は、何かずば抜けた才能が隠れているものですが、それを発見できた人は幸せです。
クマヤンさん:そうだったんでしょうね。普通に扱われるって特別なことだから
SYUZO-さん:そのときのタイミング難しいですよね
koujiさん:ほんとですね気づかない人は多いんでしょうね
克己さん:ありがとうございます。誉めてもらっちゃった
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