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趣味は読書、古本など
2014年07月26日 23:49
仕事の帰りに、気まぐれに「ブックオフ」へ。
筒井康隆の新潮文庫の、オリジナル(自選ではない)短編集が幾つか無いかと思って、寄ったのだ。「エロチック街道」「将軍が目醒めた時」「男たちの描いた絵」「宇宙衛星博覧会」など。
現実には、「暗黒世界のオデッセイ」が二冊あったが、あ行から順にざっとだが、日本人作家を見て、筒井以外で、幾つか候補を作り、新潮文庫の「壺井栄童話集」と文春文庫の「心に残る人びと」を買った。前者は、子供の頃教科書で読んだ「柿の木のある家」を再読したかったのと、後者は全くの衝動買い。ここで出会わなかったら、たぶん一生手にすることの無かった本だと思う。
基本的に、古本は嫌いなのだが、新刊書店には、絶対に無い本が、丁寧に棚を見れば、何かあるので面白い。
しかし、この世界は、はっきり言えば悪魔の道、無間地獄、底なし沼。
今でさえ、新刊文庫本に限って、読書を趣味にしているが、これを古書にまで広げたら、時間も費用も膨大になる。
人間の欲望は、生ある限り、拡大、拡張、深化するものだから、最初、古書の文庫本を漁っていても、最後は稀覯書に手を出し、最初は古くて誰が触ったか分からない古本など、汚いと思っていたのが、真っ黒でやたらと古い本を有難がるように、なってしまうだろう。
神保町などに、行ったら狂喜して、一日中古本屋巡りをするようになるだろう。
最後は、自分の書斎か、古書店の棚の前で、ある本を取ろうとして、崩れて来た蔵書或いは古書に埋れて、ヨダレを垂らしながら、絶命するだろう。(確か「虚構船団」にこんなシーンがあった。)
妄想は尽きないが、これくらいにしておく。
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