- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「渇き。」レビュー☆
2014年06月23日 23:04
役所広司主演他。愛する娘は、バケモノでした。元刑事のロクデナシ親父・藤島(役所広司)に離婚した元妻から連絡が入った。成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子(小松奈々)が失踪したという。自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。娘の交友関係をたどって行く先々で、語られる“知らない加奈子像”に戸惑う藤島。「お前はどこにいる?お前は誰だ?」想像を超えて肥大し、踏み入れるほどに見失う娘の正体。やがて藤島の激情は、果てしない暴走をはじめる―。あなたのあなたの理性をぶっ飛ばす劇薬エンタテイメント!!
7/10点!!原作読んでます。役所さんがどこまで出来るかと思っていましたが、やっちゃってましたね~暴れちゃってましたね~。原作のバイオレンス×ハードボイルドから、中島色のポップ×バイオレンスに変更しているのが、激しく好みが分かれると思います。ポップにした分、入口は入りやすくなっていたけど、藤島という男の行動、心の動き様が、解りずらくなってしまっていたと思います。下手をすると、本当にただの狂ったロクデナシに見えてしまうかも・・・そうだったら嫌です(>_<)小松菜々ちゃんは、あれだけの事をしておいて、透明感を失わないのは、凄いです。演技は未知数ですが、これから主演作も控えているので、楽しみになりました。上下巻ある内容を、二時間に、しかも忠実に収めているので、超倍速で駆け抜けていて、目を瞑る暇も、息をつく暇もありません。そういう意味で、‘釘付け’にさせているのは、流石、中島作品だと思いました。でも、私は、原作は、「不夜城」以来のハードボイルドエンタメだと思っているので、ポップに掻き消されてしまった藤島の父親への執着を、役所さんがあれだけやってくれてるならば、きちんと描いて欲しかったと思います。一緒に観た友人は、観た後一時間以上、具合が悪かったので、確かに劇薬エンタテイメントです(^_^;) 予告のほんわかした雰囲気に騙されず、覚悟してどうぞ☆
このデジログへのコメント
> GRAYさん
でもかなりポップになってます。ラストはあれですけど、そんなにそれてないと思いますよ。ぜひ。
見たいけど、中哲さんなのが、、、
疲れそうな気がする。。。
> ともさん
疲れますね(^^;)原作も魅力的なので、それを読んでから判断されてもよいかと思います。
> julianさん
役所さんと妻夫木さんは普段見せない演技でしかもぶっちぎれてて演技の幅を感じさせてくれましたよね。小松奈菜ちゃんが最近うまくて、なのでこの作品もまぐれではなかったんだなと思いました
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