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趣味は読書、死への漸近線

2014年05月25日 18:35

僕は、もうすぐ52歳。一人暮らしで、家族は無い。持病は痛風だが、薬を飲んでいてずっと発作は起きていない。
時々腰が痛いことがあるが、概ね健康。
ニュースでは、毎日誰かが死んだり、殺されたりしている。
酷い災難に、遭う人もいる。
そのどれもが、どうして自分ではないのかと、思ったりする。

中学二年の頃だと思う。その頃は、三畳間を僕の部屋にしてもらい、一人で寝ていた。
ある夜、何故か死について考え始め、怖くて眠れなくなった。電灯を消した真っ暗な部屋の天井を見つめながら、恐怖に震えていた。何が怖かったのか。「死」の苦痛に対する恐怖。「死」がどういうものなのか分からないという恐怖だったのだろう。その後だと思うが、冬に家で石油ストーブを焚いていて、一酸化炭素中毒で倒れた。目の前が一瞬で真っ暗になり、そのまま意識を失った。驚いた母が駆けつけて来た時には気がついた。

頭にできモノが出来、手術することになった時、検査の為に採血された。注射が痛かったので、採血しているのを見たら、気分が悪くなり、倒れてしまった。

両親も亡くなり、一人暮らしになって暫く経った頃、宴会で大量に飲んで帰宅した。夜中に小便がしたくなり、トイレに行った。面倒だったのか、電気も点けずに小便をした。溜まっていたらしく、大量に長く放尿した。その後、貧血のようになり、トイレに蹲って動けなくなってしまった。どんどん気分が悪くなり、天井が白と黄色と紫の三色になり、世界が色を失っていった。

僕が今までで、「死」に近づいた経験を書いてみた。
中では、一酸化炭素中毒が一番死に近いかもしれない。あんな風に死ぬなら楽だろう。
今の僕は、死についてそんなに恐れてはいない。年の割に元気なので、本当に死ぬのだろうかなどと考えている。
案外、医学の進歩が死を克服してしまうかもしれない。
しかし、死を意識して、今を生きるのは、重々しいが、良いかもしれない。

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