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言葉の拘り その1「男女平等貫徹っっ!」

2014年04月23日 21:37

言葉の拘り その1「男女平等貫徹っっ!」

私のログをずっと読んで下さってる方には、「またか」と思われるかも
しれませんが、初見の方もおられると思いますので。
冒頭ちょっとだけ、繰り返しの自慢話をご勘弁下さい。
今回のシリーズ(?)の共通前提でもありますので。

私は。
「元」がつきますが一応、プロ小説家です。プロ小説家でした。
角川系列の某レーベルから通算で五冊の文庫本を出し、
それらには収録されなかった雑誌掲載短編も少しあります。

それらを執筆していく中で、いくつか拘っていたことがあるのですが、
そのひとつが今回のタイトル。「男女平等貫徹」です。
それは一体何か? 例文をお見せしましょう。

女の子に荷物を持たせる男ってどう思う?」

これです。
ハラ立ちますねえ。ブン殴りたくなりますね。この文章。

いえ、この発言をしてる女の子に対してではありません。
女の子に荷物を持たせる男」に対してでもありません。
この文章そのものに対して、ハラ立ててるんです。

私だったら、絶対にこう書きます。

女の子に荷物を持たせる男の子ってどう思う?」

あるいは、

「女に荷物を持たせる男ってどう思う?」

……ですね。うんうん。
お解り頂けたと思いますが、私の言う「男女平等貫徹」はこういうことです。

明確に年齢差があり、男性の方が年上で、しかも男性の方だけ成人している
(20歳以上)というなら構わないんですけどね。
でも、例えば学園もので、同じクラス=同じ年齢の男女間の会話で、
女の子」「男」なんて使い分けは、私は嫌いです。平等にします。

とはいえ。
中学高校制服を着ている15歳や16歳の女性を指して、
「女」というのは流石に生々しいというか、可愛くない。やはり
女の子」と表記したい。
すると必然的に、男性を指す言葉が「男」ではなく「男の子」に統一されます。

これがですね。
自分ではただひたすら「男女平等貫徹」のつもりでやってたことなんですが、
描いてみると、そして読んでみると、意外な効果があったんです。

それは何かといいますと。
自画自賛かもしれませんが、全体的に可愛くなったんです。そしてそれが、
私の作風そのものにも良く合ってた。例えば、

「男の意地」→「男の子の意地」
「男として」→「男の子として」
「力仕事は男の役目」→「力仕事は男の子の役目」

というように。お見せできないのが残念ですが、挿絵の画風もまた可愛らしい感じで、
「男」よりも「男の子」の方がピッタリ似合ってまして。

それから。
私の今までのログ(特に裏)を読まれた方ならご存知でしょうが、基本、私は
女性に対しては甘えたがりです。なので、実際に私より年上である必要はありませんが、
「可愛い妹」よりも「セクシーお姉さん」や「優しいお母さん」な雰囲気のある
女性が好きです。

当然、私の描く小説ヒロインもそうなってきます。年上もしくは年上風。なので、

「男でしょう? しっかりしなさい」
「えらい! 男は、そうでなくっちゃ」

こんな方向性のセリフがよくあるんですが、もちろんこれは、こうなります。

男の子でしょう? しっかりしなさい」
「えらい! 男の子は、そうでなくっちゃ」

いやぁいいですねえこういうセリフ。やはり「男の子」呼ばわりでないと。
あ、もちろんこれを言われてるのは、10代の少年ですからね。実際の私みたいな
年齢ではありませんからね。そこは誤解のなきよう。

当然、セリフだけでなく、地の文(ナレーション)も全部このノリです。
これがほんとに、よく合ってるんですよ。作風に。そして挿絵に。

実際、凄く可愛い少年ですので。私の今の、裏のプロフ画像にも決して負けてません。
お姉さん」なヒロインと二人並べば、更に「弟」っぽさが強調されますしね。
お見せできないのがつくづく残念。

そうですねえ。
もし、直にお会いするようなことになれば、実物の文庫本をお見せしましょう。
ペンネームは使用してませんでしたから、私の本名そのままがきちんと、
本の表紙に作者の名前として出ています。
後書きで自己紹介もしており、ここの過去ログで語った話題もしっかり出てます。

本人証明として免許証、それでも足りなければ印税振込みの証書でもお見せします。
そして本を読んで頂いて、実際に私の、「男女平等貫徹」っぷりを、
男の子」統一っぷりを、ご確認頂きましょうか。

……おお。
おそらく初めて、出会いサイトらしいことを言いましたよ私。
とはいえ別に、私は女性との出会いを第一義にはしてませんけどね。
こういった文章を、女性に読んでもらいたいという欲求の充足こそが目的。

なので。
宜しければまた、今後のログも。あるいは、過去のログを。表も裏も。
ご覧いただければ、嬉しいです。

もちろん。
既に、過去から読み続けて下さっている方には、心よりの感謝を。
ありがとうございますっっ!

あ、そうそう。
もし直にお会いできたら、その時は著者サインをしてあげますよ~。
但し、ちゃんとお金を出してお店で買って、持って来て下さいね~。
……ブックオフの100円コーナーで。
……もう、そういうとこにしか置いてませんから。古いので。

もっとも、それ自体はありがたいことですけどね。

とっくに店頭からは消えて、もう誰の手にも取ってもらえない私の作品。
それが再び世に出て、しかも格安だから買ってもらえる、読んでもらえる
確率もそこそこある、と。

出版社にとっては商売敵かもしれませんが、私みたいな立場の人間にとっては、
凄くありがたいことです。(これは私だけの意見ではなく、現役ながらあまり
売れてない漫画家さんも、同じことを言ってました)


言葉の拘りはまだあります。その2はこんなのを。

「ちょっと待って。『魔』って?」

このデジログへのコメント

  • なお 2014年04月23日 21:51

    文章が読みやすいし書く上でこだわりもあってさすが小説家ですね!
    けーでぃーさんの小説気になります

  • はぎんちょ 2014年04月23日 21:53

    わぁ~けーでぃーさんの文庫本、読んでみたいですw
    どんな内容、ジャンルで書いておられたのですか

  • eri 2014年04月23日 22:02

    女はいくつになっても「女の子」扱いが嬉しくて

    男はいくつでも「男の子」扱いされるのは嫌なのでは?

  • けーでぃー 2014年04月24日 21:50

    > なおさん

    ありがとうございます。コレで作品のクオリティが上がるかというと、
    私は上がってるつもりですが、客観的にはどうだか、ですけどね。
    ジャンルは「ライトノベル」、中高生向けの軽い小説です。

  • けーでぃー 2014年04月24日 21:52

    > はぎんちょさん

    ドラゴンクエストをイメージして頂ければ良いかと。
    剣と魔法の世界です。
    解る人には、「ロードスやスレイヤーズみたいなの」で通じます。
    過去ログの通り、現代ものは無理です……

  • けーでぃー 2014年04月24日 21:54

    > eriさん

    でしょうね。ただ、ちょっと昔には
    「会社の女の子、という表現は女性蔑視だ! ちゃんと女性社員と言え!」
    なんて大声も聞こえてたんですが。いつの間にか30代女子とかママの女子力とか……

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