趣味は読書(7)

「そして生活はつづく」星野源

最近、エッセイをよく読む。
著者は僕より、20歳以上年下だが、共感出来るところが多い。特にひとりであるところと、皆が集中している時に、別のことを考えていたりするところ。
僕は、子供の頃から、落ち着きがないとよく言われたものだ。それは今でも変わっておらず、時折、職場で指摘されたりする。だから、悪いことなのかなと思っていたが、開き直るわけではないが、落ち着き払った人ばかりでは、世の中面白くないだろう。僕も、出来ればスマートにやりたいが、限界もあり、何より無理がある。50年以上こうやって生きているのに、変えるのには、違和感がある。ともあれ、著者の感覚が僕に似ていると感じるのは、読者の特権である。