- 名前
- ちゃんぷ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 10年ぶりに一人暮らしに戻りました。 一人は気楽でいいけど 時々、話相手が欲しくなっ...
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僕の歩く道・・・は、僕しだい
2006年12月03日 12:21
I君の研修のつづきです。
二日間、講義めいた研修を続けたものの
時間がないこともあり、
三日目は、実務に沿った研修へと方針変更しました。
まずはI君が担当するアシスタント業務について説明します。
前日にカンタンなフローチャートを作成しておき
説明に使用しました。
ホントウは、I君本人に書いてもらうほうが
研修としては効果的なのですが時間優先です。
フローチャートの説明を終え、I君がどの程度
自分の業務について理解できているかは
不明ですが、次の段階に進みます。
フローチャートを元に、I君のアシスタント業務の
詳細な作業手順書をExcelで作らせます。
I君の業務の理解度も計れる上に、
実務に入った際に、洩れなく作業を完了できる
一石二鳥の課題です。
I君も講義に比べて、やる気を見せていました。
パソコンを使った作業については自信があると
言っていたし。
2時間たちました。
I君の様子を伺います。
画面に向かい、ゆっくりとキーボードを打ってます。
見本も渡していたので、なんとかやっているみたい。
私「あと1時間したら、途中でもいいから
プリントアウトして、見せてね。」
1時間“半”後、I君が作業手順書を提出しました。
日誌同様に赤ペンで訂正や補足を記入します。
さすがに1回目。真っ赤っかです。
I君と対面で座り、赤で書いた部分を説明していきます。
アドバイスもします。
・単純な誤植が多いから気をつける
・締め切り時間を過ぎそうなら申し出る
1時間したらプリントアウトを見せることにして
作業再開です。
1時間が経過しました。
I君は画面に集中しています。
「1時間たったから、途中でもいいから見せて。」
それから30分して、またI君と対面説明です。
I君は新しくプリントアウトしたものしか
提出しなかったので、1回目のものも持ってくるように
指示します。
見比べてみると、半分くらいしか直っていません。
やっぱり、パソコンを使う作業も時間がかかるんだ。
I君のペースがなんとなくわかってきました。
1回目同様に赤ペンで修正をいれます。
私が明日出勤する13時までに、修正した手順書を
提出することにして、この日の研修を終えました。
I君は夕方コンビニで夕食を買い込み
作業手順書の修正に取り組みました。
数時間経過して、深夜までI君は作業を続けています。
ふと、終電が気になりました。
正社員のR君に聞いてみると、I君は電動車椅子なので
終電を逃すと専用のタクシーを呼ぶことになるとのこと。
しかも、教育研修中なので、本来なら深夜残業も
控える状況です。
終電で帰り、続きは明日の午前中に持ち越すように
指示しました。
こんな調子で、翌日も作業手順書を作成する
課題を続けました。
せっかちな性格であることと
プロジェクトの締め切りまで時間がないことが
私をイライラさせましたが
I君のペースにまずは合わせていくことで教育を進めます。
ここまでで、気づいたこと。
・時間が守れない。
・正確な文字入力ができない。
最も基本的なことです。
課題には必ず締め切り時間を設けますが
時間通りに提出できたことがありませんでした。
締め切り時間に間に合わない時、
申し出ることもありませんでした。
課題の出来・不出来については問いません。
I君の作業が人より時間がかかってしまうことも
問題にはしません。
しかしながら、声を出すことに障害の有無は関係ありません。
間に合わないなら、間に合わないと言って欲しいのです。
仕事をする上でよく言いますね。
「報告・連絡・相談」
実務においてこれは問題になりそうなので
I君と対面で注意することにしました。
R君(I君がアシスタントする正社員)にも
同席してもらいます。
・なぜ、締め切り時間を過ぎても報告(相談)しないのか。
・パソコン操作には自信があると言っていたのに
文字入力に誤植が多いのか。
・赤ペンの修正を全部修正できないのはなぜか。
I君は言いました。
・自分はハンデ(障害)があるから時間がかかってしまう。
・斜視で画面が見にくいから、
入力した文字が間違っているのか見えない。
・自分では赤ペンの修正を全部修正したつもりだ。
・電動車椅子では、プリンタに近づくのも困難だ。
障害があるから、時間がかかるのも
パソコン操作に不備があるのも、仕方ないでしょ。
私にはそう言って甘えてるようにしか思えませんでした。
・・・つづく
(あと、2回くらい?)
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BDさん
手書きが無理なら、パソコンで。
kazeさん
奮闘も奮闘です。
自分でもいい経験だったと思ってます。
とうふさん
ちょっと、息切れしつつ。
読むほうも大変ですよね。
足跡つけてくれてる方々に感謝です。
このデジログへのコメント
余裕が有る中での教育ならまだしも、、、大変だ!どうする?ちゃんぷ!次回が楽しみだ。
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