- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「みなさん、さようなら」レビュー☆
2013年02月22日 18:38
濱田岳主演他。12歳の春、周囲を仰天させる一大決心をした悟(濱田岳)。繁華な団地には肉屋、魚屋、理髪店、衣料品店など何でもそろってる。外出は団地の敷地内だけで充分。初恋も、親友も、就職も、結婚も、何だって団地の中だけで出来る。だけどいつしか団地で暮らす友人は、ひとり、またひとりと悟の前から去っていく。本当はみんな知ってる。なぜ悟が団地から出ないのか。果たして悟が団地からでなくなった本当の理由とは?そして彼が団地の外に一歩踏み出す日は来るのだろうか―。少年と仲間たちの、笑いと感動の20年。
8/10点!!中村監督と濱田くんは、流石の名コンビぶりで、独特の、完成された世界観に惹き込まれ、2時間をじっくり堪能しました。全体がヒリヒリしていて、必ず観客の心に引っ掛かる作りは、見事です。とは言え、悟が団地を出る!?というタイミングが、2~3回あるので、途中、少し息切れしました(>_<)団地の中だけで、青春を過ごし、恋もして、働いてという非現実的な日常と、悟が引き籠るきっかけとなった事件や、団地の中で起きる事件は、日常の中に潜む狂気そのもので、リアルさの境界線ギリギリを描いていたのが、良かったです。淡々と描いているので、俳優さんたちの演技力も光ってます。濱田くんと、田中圭くんの対決が、緊張感ビシビシで凄かったです。団地を出るのに、あれだけ四苦八苦していたのに、出る時は意外とすんなりというのも、人と人生そのものを表していて、良かったです。万人受けではないと思いますが、中村監督の作品の中では、解りやすくて観易いので、お勧めです。2013年公開。
このデジログへのコメント
原作読みました
出ていくところはあっさりでしたね
最後でちょっと泣けました
濱田岳君はすごい役者です
> Re友さん
原作も映画と同じくらい面白いですか?濱田くんはどんな役でもサラリと演じてるように見えてるのが凄いです。
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