ﾅﾝﾊﾟinｺﾝﾋﾞﾆ

会社の同僚に、お昼の買い出しを頼まれて
近くのコンビニに行きました


お弁当や飲み物などをｶｺﾞに入れて
いざレジへ


私の前に男性のお客さんが一人
お会計をしていました



ｶｺﾞの中身を見て、買い忘れが無いか再確認していると
ﾚｼﾞから楽しそうな声



知り合い同士なのかな？男性のお客さんと女性の店員さん
なんて考えていると


お客さん「バイトなの？終わったら遊びに行かない？
今日は仕事休みだからさ、待ってるし」



店員さん「今日はちょっと、難しいですよ。
子どもにご飯作ってあげないと出かけられないし」



お客さん「じゃあさ、携帯の番号聞いてもいい？」





これはﾅﾝﾊﾟか

そう思いながら、もうしばらく待っていると
私の後ろにお客さんがひとり、またひとりと
どんどん並んできました




（もう早く戻りたいのに～）
いやいや、怒ったらダメだ
短気は損気
気長に気長に・・・





待てるかぁ～




そもそも店員さんはお仕事中なのに
ﾅﾝﾊﾟの誘いにのるとは何事だ


お客さんもお客さんで
これだけ行列が出来てるのに、人の事を考えずﾅﾝﾊﾟなんて





私「あの、お楽しみ中申し訳ないんですけど
これだけ他のお客さんも並んでますし
楽しい会話はお仕事が終わったらしたらどうですか？」
と言うと
何も言わずに立ち去るお客さんと、
何も謝らずに私の精算を始める店員さん


店員さん「2835円です」


私「2835円じゃね～よ
もっとプロの仕事しなさいよ」

思わず言ってしまいました



あきらかに不満そうな店員さんですが
徹底してプロになってないのは、仕事として不十分



私もﾌﾟﾝﾌﾟﾝしながらお店を出ると



お客さん「あのさ、さっきは悪かったね」
と、さっきﾅﾝﾊﾟをしていた男性が謝ってきました


私「いえいえ～。でも、ナンパは考えてしないといけないですよ」
と伝えると


お客さん「そうだよね、ちゃんと人を見て声をかけないとね。
で、今から暇？」



私にﾅﾝﾊﾟしてきたっ




私「暇じゃないですよ。お仕事がありますから」
と切り返すと



お客さん「じゃあさ、仕事が終わるまで待ってるからさ
どこか行こうよ。いつ終わる？」



私「そうだな～、干支が変わるくらいには終わると思います
じゃあね～」

と、からかいながら会社に戻りました





ﾅﾝﾊﾟの勉強をしてこい
そんな気分ですね