Disney Sea

昨日は、お仕事でディズニーシーへ行ってきました


お仕事とはいえ、今回が初めての来場です





簡単なお仕事のため、少しの時間で完了し

そのまま正式に入場し、遊びモードへ





ブロードウェイミュージカルを見たり、タートルトークで大爆笑したり
久々に自由な時間を過ごした気分になりました




帰りたかったと思うのに、課長もずっと付き合ってくれて
嬉しかったです




夕方になり、課長が一服したいと言うので
私も一緒になり喫煙に




私が先に吸い終わり、少し離れたベンチで座って
マップで次のアトラクションを探していると

「アリエルだ」と、子どもの大きな声




どこだとｷｮﾛｷｮﾛ探していると

小さな女の子が私の前に現れ
「ねえ、アリエル。こっちきて」













私か






しっかり私の手を握った女の子に引っ張られ付いていくと

ガイドさんに案内されているご家族一行

お父さんお母さん、おばあちゃんと
車いすに乗った4歳くらいの男の子




「アリエルつれてきたよ」
の言葉に、驚く大人たちと
嬉しそうに喜ぶ男の子



（私、アリエルじゃないよ）と伝えようとすると
「アリエルは魔女のアースラに声をとられちゃったから、お話ができないんだよ」とガイドさん。



すぐさま私に近寄るガイドさんが
「お客様、申し訳ございません。アリエルの役をしていただけますか？
あちらの男の子のお客様が、アリエルの大ファンだということで
女の子のお客様がアリエルをさっきから探してくれていたのです。
声は魔女アースラに奪われているので、身振り手振りで結構でございます。
ディズニーシーは、みなさまに平等に夢を見ていただきたいのです。」





お安いご用でございます



「ねえ、アリエル。けんちゃん抱っこできる？」と、女の子の声に
身振りでうなずく私
抱っこくらい、余裕です




車いすの男の子に近づき、ご両親に身振りで確認すると
ﾆｺﾆｺしながらうなづいてくれ、
そっと男の子を抱っこしました




「ママ、写真してあげて」に、何枚も写真を撮るお母さん

「けんちゃんはね、アリエルと結婚したいんだよ」
と、男の子の代わりに解説してくれる女の子




男の子は本当に嬉しそうに、私にしがみついてくれました




「申し訳ございません、この子は生まれつき足が悪くて…
アリエルが大好きで大好きで…」
そう言うと、ﾎﾞﾛﾎﾞﾛと泣き出すお父さん





しばらくみなさんと触れ合っていると、遠くからｷｮﾛｷｮﾛしながらこっちに向かってくるドナルドと
外国人の男性。




「あっアリエルエリック王子とドナルドが
あなたを探しているよ。行ってあげないと」
と、ガイドさんの言葉に合わせ
エリック王子とドナルドが私の前に現れ
「アリエル、探したよ。さあ、僕のお城へ行こう。」と、慣れた日本語で話す外国人扮するエリック王子




「やあ、アリエルをずっと捕まえていてくれたんだね。ありがとう」
と、男の子と女の子に話しかけるエリック王子





「アリエルはお城に戻らなきゃいけないんだって。
またね～」とガイドさんがけしかけると




「またね～」と手を振ってくれる女の子と、男の子
ご両親とおばあちゃんは、ずっと頭をさげてくださいました






みんなが見えなくなる場所までゆっくり走り、従業員扉？の扉をくぐると
「アリエル姫、ありがとうございました。それではこころゆくまで
ディズニーシーをお楽しみください。こちらはアリエル姫への
プレゼントでございます。では、いってらっしゃい」
と、エリック王子が飴をたくさんくださいました






ここまで徹底して、誰の夢も壊さないなんて
ウォルト・ディズニーさんはすごい





ガイドさんが私のところまで来てくれ、
「ご出演、ありがとうございました
ご家族はとても喜んでくださいましたよ」
と聞かせられ、私もすごく嬉しい気持ちになりました






でも、アリエルに見えたなんて
なんてすばらしい目を持っているんだ、あの女の子






私もすごく嬉しかった






でも、ドナルドとエリック王子をとっさに手配し
私をアリエルにして、女の子と男の子
そしてご家族の夢を壊さず、
そして突如アリエル役をした私にも
徹底して夢を壊さなかったガイドさんやキャストの方々
そして、黙って見ていてくださった他のお客さん





ディズニーは素晴らしい人たちがいっぱいです












次に行く機会があったら、ぜひ私を誘ってください