- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
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嫌いな人間と同じものを使う勇気
2012年09月23日 00:21
漫画の技法書の一冊でキャラクターマテリアルという
亜人種を創作するノウハウが書かれた本がある。
日本の漫画技法書って人物の本は山ほどあるんだけれど
モンスターとかの技法書ってほとんどないので
この本は希少な存在なのである。
海外のペーパーバックではモンスターとかドラゴンとか
そういう描き方の詳しい本があるんだけれど
中身が確認できないことと、英語なので意味の読み込みが
日本語よりも難しいのでちょっと考え中。
で、このキャラクターマテリアルという本は
秋葉原でも売れたらしいのであるが
その理由が漫画を描かない人の需要さえも満たしていたから。
天使とか悪魔とかが出てくるファンタジーの
亜人種を好む人たちはなんか自分と違うオタク感を
感じるわけで敬遠してしまうのである。
なんていうか聖闘士星矢とか薄桜鬼とかそういうのに盲目的に
飛びつく女の人たちがこの手の本を買うんだろうなって思うわけ。
まあ、そう思ったのは以前漫画学校に通っていた
中国人の絵を見て思った思ったんだけれどね。
彼女はとにかく綺麗で耽美で幻想的な絵が好きだった。
それは海外、特に中国や韓国のオタクの人達が持っている
漫画やアニメへの価値観だと私は思っている。
彼らは目の大きな萌え絵のキャラや、体が折れそうなほどしなやかな
キャラが幻想の世界で戦う物語がとにかく好きなのだ。
映画のアバターみたいな感じのね。
だから私が敬愛する藤子先生や手塚先生の漫画は
絵を見た時点で読む気にもならないのだ。
私は逆でそういった綺麗な世界観に一種の胡散臭さを感じてしまうので
どっちかというと絵よりもその物語の泥臭さに魅力を感じるのである。
で、その中国女の部屋にその本があって
あーこの人もこういう幻想キラキラ世界が好きなのねぇ~
と思ったのだった。そして、この世界に踏み込んだら
こいつと同じレベルになって、私が今まで持っていた
価値観が歪みはしないかと怖かったのだ。
こういう世界にあこがれている人間と同じになりたくないという
抵抗感があったのだった。
案の定、彼女とは日中問題で喧嘩し
私は右翼呼ばわりされあっちのツイッターに散々こき下ろされたのだ。
私が怒ったのは彼女が日本人の老人に
ひらがなは日本人が漢字から作り出したんだよ、昔の日本人はすごいよねー
という話を聞いて
おめーらの使ってる漢字は私達中国人がつくったんだよぉ!
と言いやがったのでカチンときたのだ
中国に村上春樹のような小説が書ける人間がいるのか?
日本語をけなすことは、日本の文化をけなすことに等しいと私は思った。
それなら、漫画なんて読むなよ、描くなんて冗談じゃない。
外国人だからって新しい感性を持っているなんておごりじゃないか
どう考えても今の中国人が描いている漫画は日本の模倣にすぎないのに!
というわけで私はこいつの部屋にあったその本を
読むことに抵抗が未だにありつつけているのである。
私は人の本棚を見るのが好きなので、そいつが読んでた本は
全部記憶している。だからそいつが読んでいる本を本屋で
見かけるだけで胸糞悪くなる。
が、勉強のためには読まねばなるまい。
こういう時にどうすればいいのか
非常に困るのである。
このデジログへのコメント
網羅する内に遅かれ早かれ触れる物と思えば…
(簡体字や文革やってて歴史も無いもんだ(こら
> ageage777さん
気にしなければいいんだけどねぇ~文革は自分に関係ないっていってた
> kanagawaさん
そうよね嫌でも食べなきゃ栄養にならないしmixiと同じ内容だしあっちにコメしてくれたらいいよ。
> 魚狐さん
本には罪はないです。耽美な幻想世界も嫌いってわけじゃない、が、私は意見はする。私は面白くないものは面白くないとはっきり言いたい。ものだろうが人だろうが。
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