- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
新しい僕
2012年09月14日 04:12
短編 よろしく僕
A君は今日も家で寝転んで
テレビを見ている。
傍にはお菓子とジュース。
彼は小学校5年生であるが
1年生の時に運動会が嫌で学校を休んでから学校に通っていない。
起きるのはいつも昼過ぎ
起きたらテレビを見て
ゲームをして
朝方まで起きている。
お母さんに注意されると
お母さんは僕を愛してないと
駄々をこねる。
そんなある日、テレビの中から
願い事を叶えてあげようと
黒服の男が現れた。
黒服の男は彼をテレビの中へ
誘い込むが余計なものは持っていけないという。しかしAには荷物はない。本人たちに聞くのが
一番効率が良い。するとAの
両腕が突然喋り出した。
右腕は言った、僕はもう君のために働きたくない、僕は給仕をさせられたりケツを吹くのがもう耐えられない。もっと字を書いたり、ものを作ったりしたいのにまるで扱いは奴隷だ!
左手も続けていった、僕なんて
鼻ほじりばかりさせられて
もううんざりだ。
君が止めようと僕らはここにいる気ないよ。
黒服は言ったそれじゃあいい引越し先がある。ほら、
テレビが切り替わり生まれつき
手のない少女が口で絵を書いている。あの子の両腕になれるならいいだろう?Aの腕はテレビの中へ入って行った。そして口で絵を書いていた少女の腕となった。
腕を失ったA、黒服に抵抗するが
両腕が離れたのを機に足や
目、口、鼻、が身体から逃げ出し
別の人間たちの所へくっついて行った。
肉に塊だけになったAは
ぴょんぴょん跳ねるだけだった。
黒服の男はテレビから飛び出し
大きな黒い鳥に変身した。
鳥はその肉片を嘴に
咥えるとゴクリと飲み込んだ。
そこへ母親が現れ
黒い鳥は飛び去って行く
しかし、
子供の記憶さえ母親の
中にはなかった。
そこへ子供がやってくる
お母さんどうしたの?僕に部屋で?何か変な音がしたから
そんなわけないじゃん。
子供は僕一人だけだろ
そうね、ごめんね
お母さん!よろしくね
どうしたの急に?初めて合うみたいに
欲しかったんだお母さん…
僕はこれから勉強も運動も
頑張るよ
母親は笑っている。
少年はニヤリと笑って
つぶやく
よろしく新しい僕
テレビは砂嵐が映っている。
このデジログへのコメント
読解力ゼロでごめん「新しい僕」って誰? 自分によろしくってこと? 「前の僕」は消えたの?
> 厚木氏129さん
前の僕は手と足がすべて体を出ていってしまって肉片だけになり、それをテレビの中に現れた人物に食べられたのでした。途中で話の方向を変えたので辻褄があっておりません申し訳ない。
コメントを書く