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ディクテイターを見る

2012年09月12日 20:48

アカデミー賞授賞式で金正日の遺灰を
小雪ぶっかけようとしサシャ・バロン・コーエン
最新作、ディクテイターを見てきました。

簡単なあらすじ
北アフリカに位置する独裁国家ワデイヤ共和国
独裁者であるアラディーン将軍石油マネー
物を言わせ国内で贅沢三昧の日々を送っていた。
気に食わないものは即斬首、彼の最近の関心事は核開発
表向きはクリーンエネルギーと歌っていながらも
国内では爆弾を作る気満々。
しかし、彼の行き過ぎた行動は国際社会から反発を招き
ついにニューヨーク国連会場に呼ばれることになってしまった。

しかし、アメリカで部下の裏切りにあって
夜襲にあった将軍ヒゲをそられニューヨーク
街に置いてけぼりにされてしまったのであった。
影武者を使って部下はワデイヤ共和国民主化
宣言すると発表してしまう。
これは採掘権を企業に売却しそのマージン
手に入れようとする部下の裏切りだったのだ!

しかし、もはやただの一般人と化した将軍
頼れる仲間もいない。偶然参加したワデイヤ共和国への
反発デモで自然派食品を売る女性のゾーイに拾われた将軍
影武者民主化を憲章にサインする前に入れ替わろうと画策する。

そこで、自分の国から処刑を逃れて亡命した
科学者と組んで核開発継続を条件に
会場に乗り込む方法を考え出す。
また、左翼女性ゾーイとの出会い
人を愛することを学んだ将軍

民主化を選ぶか、選ばないのか
いったい民主主義ってなんなのか
アラディーンは究極の決断をするのであった。

感想

冒頭からノリノリのアラディーンの歌で始まり
拳銃で気に入らないやつは即射殺。
最初の自分で開いたオリンピック陸上競技
自分でピストルを打って、選手を監視役を射殺、ゴールテープが走ってきて
世界記録更新!とかいうブラック全開の始まり。
そして死んだ影武者が死んだのもわからないおちゃめすぎる将軍さまでした。

ところどころにお下品極まりないギャグ
脱糞、放尿自慰ぶっかけゲイレズ妊婦のお腹に手を突っ込む、生首、粛清拷問
という激しいネタオンパレード
人種差別用語バンバン言いまくりの
痛快映画でございましたよ。

たとえ、世俗で一般生活を送ったとしても
彼は独裁者をやめません。
でも、民主化しても一部の企業が利益を独占しているのだから
彼が最後に言ったあの演説は民主主義独裁も紙一重って
ことなんだようねー。そこがうまい!思わず納得!
最後の彼の演説がサシャ・バロン・コーエンさんの頭の良さを
表してるなとおもったよー

あー面白かった。こういう糞馬鹿らしいのが見たかったんだよね。

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