- 名前
- ゆみおさん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- 45歳になっちゃった。 四捨五入すると…あうあう…。 ぽっちゃりですが基本的に性格は...
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雨の夜と寂しい午後は
2012年09月11日 21:35
タイトルはさだまさしという方から借りました(もちろん勝手に)。
今日は一日、ひどい倦怠感と偏頭痛に悩まされて、仕事休んで寝てたのですが…。
なんだか微睡んでいるときに、何故か昔の恋を思い出した。
学校卒業して、僕は東京の会社に就職したのだけど、結局東京の水が会わなくって6年ほどで北海道に帰って来た。別に悪いことをしているわけじゃないのだけど、何だかバツが悪いのか、一寸恥ずかしい気がしていた。
それでも、まあ暫く就職活動してある会社に就職したのだけどね、ある中くらいの規模の会社の子会社というか部門というか、まあ小さな会社で。
出来立ての会社だったから、先輩後輩っていうのはあんまりなくって、もちろん年齢の上下とか役職の上下っていうのはあったけど、凄く和気藹々とした雰囲気の会社だったな。
そこの事務の女性Mさんが、僕より確か3つ4つ上だったと思うのだけど落ち着いた感じの、大人の女性って感じだった。Mさんに、多分初めは憧れ。そして少しずつ身近になって、憧れから恋愛感情に移っていったのだと思う。
中々その思いは告げられなかったけど、職場で彼女と話をするだけで満ち足りた気持ちになっていたような気がする。
身内の飲み会でね、その人が、職場の上司と恋愛関係にあることを知った。
その上司、Kさんと僕は、最初仕事の内容で対立して、結構喧々諤々だったりしたのだけど、ある時その人とサシで話をして、仕事に対する考え方とか心構えとか、ああ、実はこの人は尊敬すべき人なんだって気づいて、ソレからは僕の方からその人に頭を下げて、仕事を教えてもらったり、悪い遊びも教えてもらったけれど。
Kさんならば。そういう言い訳を多分自分にしていたと思う。
好きだったその人は、飲み会の場で、Kさんの前では結構わがままで甘えん坊でだってことを知った。ああ。この人のこういう顔を、僕は見たことがないもの。そうか。この二人はそういう関係なんだって、改めて知って。
ただ、Kさんは妻帯者で、ソレはつまり不倫関係ということで。
やがて二人の関係は会社の中ですこしずつ広がっていって、やがてチラチラと問題になって…
そんな時に、突然会社から。
会社の業績不振につき、本部門をたたむことにした。
ドラマみたいな展開だよね。でも、ソレは現実で、それから会社内の雰囲気はもちろんいつでも悪くって。
結局僕は友だちと、それからその時の会社の別の上司が作る会社にお世話になることにしたのだけど、まあコレも失敗人生の選択だったんだけど、それは別の機会にでも。
そして、その時の仲間たちはそれぞれの人生を歩いて行って、KさんともMさんともそれから会ったことはなくって…ただ、かつての仲間に、KさんとMさんのその後をちらっと聞いたことがあって…。
Kさんは結局不倫が発覚して離婚したとかしないとか。
Mさんは暫くKさんと一緒に暮らしていたらしいけれど、結局別れて、それからはどちらとも音信不通で、とそう聞いた。
いつも、胸が痛くなる。
もしもあの時、その人に告白していたらKさんの、Mさんの、そしてもちろん僕の人生は変わっただろうか。
結局そうすることができなかった僕に、今さら何をいう資格もないのだけれど。
もしもあの時、その人に告白できていたら、僕の何かは変わっただろうか。
何だか熱に浮かされてそんなことを思い出したのは、あの最後の日が雨だったからだろうか。
今日、外は雨が降っていて…
胸が痛いよ。
今外は…。土砂降りの雨が降ってる。
このデジログへのコメント
> 斑鳩さん
ありがとう。普段は堂々人生のつもりなんですけどね。
修行が足りず、中々どうして、立ち止まって後ろ向いて俯いて、が多い気もします。
上を向いて、前を向いて。がんばりまーす。
> 斑鳩さん
そこまで悟りを開くには、あと3回くらい人生歩まにゃ…かしら。
「結果は後からついてくる」ために、せめて
今を一生懸命…って考えるからダメなのかも^^;
自然体って難しいやぁ。
同じタイトルの日記を昨日書きました。
メジャーな曲でもないのに、この偶然。
ちょっとどきどきしてます
> はづきさん
あらま。ホントですね。
もちろん僕もこの曲のタイトル付ける人が他に居るとは思ってませんでしたw
プロフ見せていただきました。写真…まるで「猫に鈴」、ですね。あの曲も空きなんですよ。
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