- 名前
- 厚木氏129
- 性別
- ♂
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 福岡天神のマンションで一人暮らし 旅オタ。 (←最近してない ゲーオタ。 (←最近や...
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アイザック・アシモフ/証拠
2012年08月27日 23:43
※ネタバレあり、というかネタバレしかありません。
アシモフは古典SFの有名な作家です。
あまりにもパクられすぎて、おもしろいのに、読むと内容が知られすぎていて読めない作家です。
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例
ミクロ決死圏
小さくなって、人間の体の中に入って白血球と戦ったりする。
最後は時間が間に合わない。
と思ったらう○○になってトイレに生還。
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ロボット三原則も有名ですね。
1 人間に攻撃しちゃだめよ
2 人間に服従しなきゃだめよ
3 1,2に反しない限り自分を守らないとだめよ
と言っても、アシモフはロボット三原則のある世界観で、ロボット三原則の裏をかいた話を書いているので、現実的に運用する気があったか疑問。
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証拠 という短編。
若手政治家がいた。優秀だが人間離れしていて、ロボット疑惑があった。
敵対政治家「人前で飲み食いしない。居眠りもしない。ケンカもしない。どう考えてもロボット」
博士「それは人間ではなくロボットであるという証明にはならないよ」
敵対政治家「じゃあ調べてこい。でないと研究所潰す」
博士「いってきます」
博士「若手政治家さん。X線写真か食事でもしませんか」
若手政治家「・・・は?」
敵対政治家「断られただと?じゃあもうロボットってことでいいや。中傷しまくれ」
テレビ「次の特集。若手政治家はロボットのように見えます。本人は認めていませんがわかります」
こうして選挙前日、マスコミ、ロボット反対派、若手政治家に疑惑を持つたくさんの人たちが演説に集まった。
若手政治家「宣伝費が浮いてラッキー」
支持者「でも反対者もたくさんいますよ。心配だな。ふたつの意味で」
若手政治家「だれうま」
群衆の中から一人出てきて若手政治家をひどく侮辱した。
「もしロボットじゃないなら殴ってみろ」
ボカッ
テレビ「次のニュース。若手政治家が当選しました。彼が人間なのははじめからわかっていました」
若手政治家はのちに地球の初代総監になって、晩年みずから原子分解して死んだ。
結局どっちなのかわからなかった。
博士「ロボット三原則では人に手を上げることはできないけど、相手がロボットならできるんだよな。もう調べようがないけどさ」
おわり
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今読んでもそこそこおもしろいな。
と思ったらwikiに全部書いてあった。
時間返せ。
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