- 名前
- 明智
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 行宛のないドライブもいいのですが、なにか美味いものを食べに行ったり、珍しいものを観に...
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テレフォン…
2006年09月15日 23:47
彼女に自慰を告白してから、エッチな話題もそこそこ話せるようになった。
エッチな話題と言っても、どちらかというと自分の体験談を語ることが多かった。
以前付き合った人とのことを、かいつまんで話す。私の中には、彼女の心の中に嫉妬心が少しでも沸きあがること、そして私との行為を自らに置き換えて想像してくれること、この2つの意図が実はあった。
昔の彼女の話をすること自体、やはりリスクのあることであることは分かっていた。あまり詳細に、細かいディティールまで話す必要はない。あくまで、私の体験を伝えるのであって、以前付き合った女性の容姿や自分が惚れた理由を伝えるのはご法度。逆に、昔の彼女の悪口にも似た非難はある程度口にした。
彼女は別居中の旦那とのことはほとんど自分からは話さなかった。私が尋ねたら、尋ねられたことだけを答えたし、ごまかして答えないことも多かった。それはそれで、私にとっては安心する面と、嫉妬する面、両方が複雑に絡み合う心境になる。
「明智さん、今夜も、自分でするの?」
少し小さめの声で、話しの流れの中ではあったが、彼女には珍しくエッチなことを尋ねてきた。
「うん、するよ。だってもう勃ってるし…」
ちょっとした賭けに出た。今まさに声を聞いて、私の体は反応している、正直にそれを伝えたのだった。
「えっ?ホントに…?」
本当に意外だ、といった感じの声だった。
「うん、本当。声を聞いてるとこうなっちゃうんだ」
少し切なく、情けないぐらいに正直に言ってみる。
「そうなんだ…。大丈夫なの?」
何が大丈夫なのか、こっちが聞きたいような質問だった。多分、かなり彼女は戸惑っているに違いない。
「大丈夫だよ、自分ですれば元に戻るから」
まるで小学生か中学生のような会話だった。しかし、旦那以外に男を知らない彼女にとっては、未知の世界なのだろう。
「つらかったら、いいよ」
「え?」
「つらいんでしょう?男性って…」
彼女は男性という言葉を使う。
「うん、確かにこのままの状態ってつらいんだけどね…ハハハ」
ちょっと重くなった空気をかき消すように、笑い声をあげてみたが、彼女は緊張と興奮に支配されているようだった。
「我慢しないでいいよ」
「うん…でも…」
「聞いててあげる…」
この夜、私は彼女と電話でつながったまま、受話器の向こうで自慰をした。
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