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イマイチ愛しきれない自分がいる

2008年03月08日 23:14

遠距離恋愛彼女と別れて4ヶ月。
会わなくなってからは1年近くになる。
別れて分かる彼女の大切さ…じゃないけれど、
いま付き合ってる彼女とどうしても比べてしまう。

いまの彼女は2つ年上のバツ2。
1回目は子供も旦那に取られ、2回目は旦那のDVで別れたという。

彼女のオトコ遍歴は、それはもう大したもので、いつでもオトコのそばにいる人生だったようだ。

中学卒業して、そのまま専門学校資格をとり、社会へ。とにかく家を早く出たかったんだそうで、話を聞く限りは独立心旺盛なように聞こえるが、その実は親の言うことも聞かずに…ということだったようだ。

早くから結婚して子供も二人。しかし子供が中学に上がる頃に離婚。女手で少ない収入で育てるより、旦那に託したほうがいいと判断した、というけれど、子供を手放す母親は現実に初めて聞いた。
「子供と離れたい母親なんているわけないじゃない」
と強い口調で言い放ったが、結局手放している。
つまり彼女は、「分かってる」分かってるけど「仕方ない」。分かってるんだから、悪いことだって分かってるんだから、でも仕方なく選んだ…それは許される、自分に許す。彼女はそういう人間なんだって思ったし、ここまで付き合ってきてもその印象は間違っていないことに気づく。

「私、わがままだから」
よく聞くセリフ
でもさ、だから何?
自分はわがままだって分かってるよ、分かってるんだから、悪気はないんだから、とでも言いたいのか?

2回目の結婚は、携帯サイトで知り合った工員。付き合うまではあの手この手で口説き倒し、付き合い始めたら入籍してくれと懇願されたって。
入籍して同居してからは旦那は豹変。何かにつけて手を上げる男になったそうで、紆余曲折の末に離婚成立。しかし、DV保護法のお世話になって、今でも住民票の取得などは第三者にはできない状態にしてるそう。

そもそも携帯サイトで知り合った工員と1ヶ月だか3ヶ月で入籍する感覚…。とにかくオトコと一緒じゃないと、オトコに囲われていないとダメな自分がそういう判断にさせたんだろうな。
そしてDVで離婚。バツ2。

DV保護法で保護命令を受けて、元旦那の接近禁止や、現在の居住地を知られないように住民票やその他の交付制限がなされているそうだけど、それでまた一悶着。
とにかく実家に居場所のない彼女は、友達やオトコの家を点々とする流浪の女だったわけだが、なぜか住民票の異動なんかはしっかりやる。異動すると、現在の居住地でなくなった土地の役所には保護命令が及ばなくなるようで、解除通知みたいなのが届くらしい。それを見た彼女は早速市役所に抗議に行ったそうで、以前住んでいたところは友人の家だし、そこに元旦那が押しかけてきたらどうすんだ?と猛抗議=ブチギレしてきたと得意気に語る。
いやいや、なんでそこでキレるん?
それはDV保護法でそうやって定められてるんだろ?
そもそもDV逃れて、その後も友達の家だのオトコの家だの渡り歩くことを想定していると思ってんの?
役所にミスはまったくない。っていうか、そういう手続きをしない方が法律違反になるんでしょ。
まるで保護されてるのが当然の権利で、何かあったら役所の連中のせいとまで言いたげだったので、さすがにそこは指摘してやった。
そもそもそういう結婚をしたのも自分の責任でしょ。憎まれるべき者は、役所の役人じゃなく元旦那であり、自分でもあるわけだ。もし、そういう扱いが困るなら、「抗議」でなく「相談」にいくもの。

だんだん彼女から心離れる自分がいる。

ダメかな、こんな自分。

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